秋のコーディネート 2018 | 風が吹く日も、雨の日も

風が吹く日も、雨の日も

着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

もの凄い今更感を感じつつ、秋になって袷を着始めた頃から年末くらいまでの着物コーディネートをまとめてご紹介します。

 

紫の無地の紬に、菊尽くしの名古屋帯です。
帯〆は丸ぐけですが、丸ぐけの帯〆って最近珍しいのかな?
着物も帯もリサイクルです。
帯は、以前秋の単の着物に合わせたのですが、秋雨の頃で湿気が多く汗をかいてしまった結果、帯の色が着物に移るという悲しいことになりました。(シミ抜きに出しました)
今回は、もし色が移っても気づかないような濃い色の着物がいいと思い、この組み合わせになりました。

 

 

 

 

この帯は沖縄出張の時にお見せしたものですが、出張前に長さ確認のために一回締めておこうとしたのがこの時です。

着物は白大島。リサイクルの小さいものを、洗い張りしてマイサイズに仕立て直してあります。

帯は、松岡姫の生地に城間栄順さんの琉球紅型でシーサーを染めたものです。

このひょうきんなシーサーを見た時から忘れがたく、再会した時に思わず購入してしまいました…(そんなに気軽に買えるものではないのに (^。^;)

帯留はセラミック製の菊三輪。

きっぱりした色の紐が合う帯です。

 

 

 

 

こちらも、大島紬です。

戦士の柄。

以前に、騎馬戦者の柄の大島を入手したために、同種の柄に敏感になっております。(決して、好戦的になっている訳ではありません)

リサイクルショップで見つけたものですが、それほど安くなく、でも高くはない値段でした。状態はとてもよいです。

直してなくてサイズは小さめですが、一度袖を通したくて出してきました。

ワインとチーズケーキの会に行くコーディネートだったので、ワインボトル柄の半幅帯を合わせています。

 

 

 

 

こちらは、紬に花柄を後染めした小紋に、更紗文の名古屋帯です。

帯〆は、伊賀組紐の藤岡組紐店さんの「雁渡り」。

帯の微妙な色合いが気に入っています。

写真ではわかりづらいのですが、シルクらしい光沢があります。

着物も帯もリサイクルです。

 

 

 

 
たまたまですが、こうして並べてみると、シーサーの帯以外は全部リサイクルでした。
白大島だけは、リサイクルのものを洗い張りして仕立て直していますが、それ以外の着物はそのまま着てしまっています。
裄とか、前幅・後ろ幅とか、合ってないと着てから後悔することもあるんですが、リサイクルの着物や帯で安く楽しく着物ライフを楽しむのは、今年も引き続きがんばっていこうと思います。