大山崎山荘美術館は、その建物自体が大好きなのですが、そこでこんな素敵な展覧会が開かれています。
以前に別の展覧会で展示されたものですが、今回はそれを前期と後期に分け、更にすべての着物に履き物をコーディネートしての展示です。
前期しか観に行けてないのですが、素敵でした。
いつも展示に合わせたオリジナルスイーツが中のカフェでいただけます。
谷崎的には左のやつだったのですが、友人と相談の上私は右のになりました。
ひと口交換したけどね。
展示されている着物は勿論撮影不可ですが、ほぼほぼ図録代わりの書籍にその写真が掲載されています。
帰宅後にAmazonで購入して熟読しました。
谷崎潤一郎文学の着物を見る: 耽美・華麗・悪魔主義 (らんぷの本)
2,052円
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この本を読んだ後に、更にブックオフで「春琴抄」と「台所太平記」を買いまして、まずは「春琴抄」を読みました。
実は、名作と言われるものを悉く避けて通ってきたので、名作文学をほとんど読んでいません。
「春琴抄」は話しの筋は知っていたのですが、原作をそのままの文章で読んでみたのは初体験。
感想はと言うと…これを世界は認めたのか。って感じでした。
ツッコミどころが多過ぎるお話ですね。
今は「台所太平記」を読みかけているのですが、こちらの方が軽い感じで読みやすそうです。
人生終盤近くなって、初めて谷崎潤一郎という作家を知った気分です。
夏目漱石とかも死ぬまでに読まないとな…。
後期も観にいきたいと思いつつ、日程的にとても厳しい。
ただ、次の展示も楽しみなので、大山崎にはこれからも何度も足を運ぶと思います。