近所のよくいく古道具屋さんに、総絞りの浴衣の古着があって、ちらちらと見ていました。
絞り「柄」でなくて、ちゃんとした絞りの浴衣です。
昔はいっぱいあったんじゃないのかな～と思いきや、リサイクルで頻繁に見るということもない貴重品です。
古いものらしく少しシミもあり、当然サイズも小さいので、買っておくべきかどうか、しばらく迷っていました。
着物友達に話したところ、「それは買っておくべき」と力説されたので、着れなくても保存しとくために買っておこうかという結論に達しまして、引き取ってきました。
古いし、きっとそんなにいい保存状態でなかったのでは？と思うのですが、絞りのぽこぽこは割と元気でした。
そして、買うと一度は着たくなる訳ですよ。
帯合わせに少し悩みましたが、やっぱり赤にしました。
衣紋抜き過ぎてるし、簪の差し方がなんか微妙…。
古道具屋さんに通い過ぎで、サイズの小さい着物や浴衣を着るのがかなり上手くなりました。
実は、このような色柄のものは自分では選ばないな、というのも買うか迷っていた理由のひとつだったのですが、着た写真を人に見てもらうとそんなに別に変でもないみたいでした。
今年は、去年一大決心をして仕立てた有松絞りのお披露目がこの後あります。
私の好みってこんなんなのねとわかる色柄になっていますので、そちらの写真も掲載した際に見ていただければと思います。お楽しみに。