今年はかごバッグを集める波がやってきています。
収集癖があるので、波に乗るというかスイッチが入るとしばらくそのことばっかり考えることになるので困りものです。
滅多にいかない、少し離れたところにある小さなリサイクルショップを久々に訪ねたら、目にいきなり飛び込んできたのがこのバッグでした。
入手したから3か月くらいしてやっとわかったのですが、これはタイの伝統工芸品のヤンリパオというつる草を編んで作ったものです。小ぶりのパーティバッグ。
持ち手を付けている金具が曲がっていたのと、やはり持ち手に巻かれていたつるが一部取れそうになっていたのですが、金具はすぐに戻すことができましたし、持ち手は手芸用のボンドで修復しました。
珍しい品のようで、新品だと2桁は価格が違ってくるという代物でしたが、それを知らなくても充分にきれいで魅力のある素敵なバッグでした。
金具や持ち手が銀製の立派なものをタイ王室から送られて、美智子皇后が使用されています。
こちらはアタバッグ。珍しく新品ですが、昨年の売れ残りのセットものをバラしたお徳な商品ということで見つけてしまいました。
形が船形で、珍しいと思ったのがポイント。
ただ、通販で掲載されていた写真と実際の巾着の色目が違っててびっくりしました。
浴衣の時期に活躍予定です。
最後は、ナンタケットバスケットです。
初めてヤフオクで落としました。
30年前にアメリカで購入した方が日本人の友人に託してオークションに出品されたそうです。
すでにアンティークでアイジングがされている状態。
蓋にある装飾プレートがとても珍しかったのが注目ポイントでした。
中は花柄の布がはってあり、とてもきれいです。少し大きいかと思いましたが、実際に使うことを考えると小さい財布とスマホとペットボトルが余裕で入るので丁度いいのかもしれません。
中国製の新品を買うのの半額程度でした。
着物好きの人なら結構知られているのかと思いきや、アタバッグなら知っててもナンタケットバスケットを知っている人は滅多にいなくて、むしろ自分はなんで知ってこんなに憧れていたのかよくわかりません。
一所懸命探すと、着物雑誌一冊の中で2回くらいちっちゃく写ってます…。
これでけ集めてはたと気づいたのですが、かごバッグって畳めなくて、収納にとってもかさばるのでした…アァドウシヨウ。