牡丹色の色無地に、お正月の帯を結ぶ | 風が吹く日も、雨の日も

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着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

 お正月になったら使わないテはない、例のお正月の帯がついに登場です。
 1月4日の新年会にデビューさせることにしました。

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 せっかくのお正月なので、華やかに伊達衿を使おうと思ったのですが、伊達衿は着付け学校で練習して以来実地では一度も使ったことがありませんでした。
 なんとなーくつけて行ったのですが、後から本や写真で確認してみると、まるでつけ方がなってなかったことが判明して無茶苦茶恥ずかしかったです。
 もっと細く、控えめに覗かせるものなんですね。
 うなじの下の衣紋のところなんて全然見せないものなのに、ばっちり見えるようにつけていたので、もしかしたら人に見咎められていたかもしれません。
 あ、マフラーとコートで隠れてて大丈夫だったかな。
 もっと事前に調べておく必要を痛感し、お正月早々に猛省しました…。

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 黒地の帯とよく合う着物というと…この牡丹色の色無地が登場するんですね。
 安物なのに、なんて活躍の場が多いんでしょう!
 秋にシミをつけてしまい、自宅で洗ってもとれないので買い直すかクリーニングするかでちょっと手間をかけてしまいました。
 クリーニング代の見積もりが、買い直すよりわずかに安かったのでクリーニングをお願いしました。
 やはり捨てるよりも、大事にきれいに着てあげる方が気持ちがいいと思いました。

 これも安いものですが、華やかになるようにラメの入った黄色の三部紐を使い、でも帯より目立つことがないように小さな帯留を選びました。
 帯揚げは淡い桃色だったと思います。
 化繊の着物なので、新年会で飲み物をこぼしても洗える気安さがいいのです。

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 新しい帯なので長さも充分あり、とても締めやすい帯でした。
 季節感があるっていいですね。
 これから毎年お正月にはお世話になります。