見えない川 | 風が吹く日も、雨の日も

風が吹く日も、雨の日も

着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

川の果てには
乾いた砂丘がある
海かと思って
足を踏み出せば

濁った水がぬるく
白い足を取ろうとする
先にあるものは砂で
何処まで行っても

海にはならない
風が砂を巻き上げる
視界を遮って

騙そうとしている
青い海は見えない
色のない砂ばかりが続いている