今日の朝刊から
「払えないのは経営者失格」(中日新聞 10月19日付け朝刊より)
経済同友会の新浪剛史代表幹事の記者会見での発言。
最低賃金を時給1500円に引き上げる政府目標に理解を示し、支払えない中小企業は「(市場から)退出すべきで、払えないのは経営者失格だ」と強調した。優秀な経営者の下に人材が集まることで生産性が向上し、賃金も上昇すると説明した。
経営者は時給1500円になるkとを前提にすべきだとし「最低賃金を大きく上げることが、人を大事にするということだ」と指摘した。中小企業の賃上げを「大企業がちゃんとお応援しないといけない」とし、人件費などのコスト上昇分を、大企業への製品納入価格に転嫁できる態勢がの強化が急務との考えを示した。
いろいろな思いや意見がると思います。これを前向きにとらえるかどうかでしょう。厳しいのは皆同じだと思います。
この発言は、本来の会社のあるべき姿の形なのかもしれません。特に中小零細企業にとっては重い重い課題であることは変わりません。社長の姿勢の分岐点とも取れます。と同時に、社員さんにも理解と協力が必要です。経営し、社員さんの生活を守るのが社長の責任ですから。
まさしく全員経営が問われていると思います。この発言から、経営者として会社が存続する為にすべきことをもう一度考え、反省し社員さんの理解と協力が必要です。お客様へのアクションは言うまでもありません。
会社が本来のあるべき姿に気づけと言われているような気がします。このテーマはこれからも前向きにとらえていきます。
古紙事情から考えること
この数か月の古紙事情は、地域格差が出てきています。
輸出圏と輸出をしてない圏との格差でもあります。
デジタル化とペーパーレス化は止まりません。
新聞や雑誌はどんどん減少していきます。
段ボールは製品が伸びず、発生は減っていますが新聞や雑誌のような状況にはありません。
価格はどれが正規の価格なのか疑心暗鬼な環境になっています。
相場市況はありますが、はたして?
これから3年5年で業界の図は相当変わるのではないかと思います。
資源を供給する責任を真剣に考え実行に移さなければなりません。
そして、新たに社会に役に立てる、存在価値のある会社を目指さなければなりません。
日記から
ふと思い立ち、4月20日父親の祥月命日から書き始めました。
毎日、繰り返し繰り返し読んでる本の中で響いた言葉や文章も書きます。
この日記帳の表紙には、「心の栄養と標」「日々の発見 日々の感動」と書いてあります。
昨日の日記には
「ありがとう」は漢字で書くと「有り難う」です。
「難が有る」と書いて「ありがとう」つまり「難(トラブル)があったけれども気づきました。この難をプラスにかえていきます」と宣言する言葉。それに加えて大切なのは、経営者が笑顔でいることです。笑顔は経営者の仕事であり、能力です。
(「人を活性化する経営」近藤宣之、香川哲共著 ワニブックス)
と同時に、1on1 面談の日。
今回は「報連相」と「ありがとう」のテーマで、考えを聞きました。
社長として気づいたことを、素直に正直に話をします。この2つは社長が率先垂範することは言うまでもありません。
「報連相」はなぜするのか。これは利他にもつながり、当事者意識にもつながります。
「ありがとう」は「お疲れ様やご苦労様」よりずっとパワーを感じます。発すると気持ちがいいんです。自己満足ではありません。
上記は、気づきにもつながると考えてます。相手の立場になる、寄り添う。
こんなことを書いています。今あるかどうかわかりませんが、分厚い大学ノートです。
正直なところ、「笑顔は経営者の仕事であり、能力です」は強烈でした。でも肝に銘じていかねばならないと思います。
顔に出てしまうのは、まだまだですね。