大人の社会勉強:中国の寝そべり族「躺平」(タンピン) | BOXOUTの先生のblog

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最低限の生活をする。自分の為だけに生きる「寝そべり族」

Photo: Costfoto/Barcroft Media via Getty Images

 

この写真は

最低限の生活をする。

自分の為だけに生きる「寝そべり族」

 

寝そべるという意味の

「躺平」(タンピン)

中国で

最新の流行語になっているらしい。

 

 

確かに今日みたいないいお天氣だと、

わたしもタンピンになっちゃおうかな

って氣になります(笑)。

 

と言うか、

わたしは毎年GW前あたりから、

お家のベランダで

日焼けをしていますからね。

タンピンの氣持ち、

わからなくもないですね(笑)

 

 

 

 

中国の「寝そべり族」は、

だらっと寝そべって、何も求めない。

マンションも車も買わず、

結婚もせず、消費もしない。

最低限の生存レベルを維持し、

他人の金儲けの道具や

搾取される奴隷になることを

拒絶するって言うんだから、

 

こんな種族が増えていけば、

さぞかし

中国当局は不安になることでしょう。

 

 

 

仕事を減らし、

誰も愛さず、

自分の為だけに生きる

 

 

なるほどね〜〜〜

ようやくみんな

氣づきだしたのかな?

 

 

 


中国のとあるネットユーザーが、

「寝そべりは正義だ」

という文章を発表し、

寝そべりブームを起こしたらしい。

 

作者は今や

「寝そべり学の先生」

称されているらしい。

 

寝そべり学の先生曰く、

「2年も仕事をしていないが

何も間違っているとは思わない。

1日2食にすることで食料問題は解決した。

消費は毎月200元以内に抑え、

お金がなくなれば

1年のうち1〜2ヵ月仕事をする。

普段は家で寝そべり、外で寝そべる。

猫や犬のように寝そべっている」と。

「ずっと遊んでいることが

間違っているとは思わない。

ストレスは周囲の人と自分を比較することと

昔からの伝統的観念からくるもので、

それらはいつでもあらわれる。

毎日のニュースは

芸能人の恋愛や妊娠といった類のもので、

まるで誰かがある考え方を

皆に強制しているかのようだ。
これまでは

人の主体性を重視する考え方が存在しなかった。

ならばわたしは

自分で自分の考え方を作り出す。

寝そべることはわたしの賢者の行動で、

寝そべっているときだけが、

人間が万物の尺度たりえるのだ」と。
 

 

生活コストが高くなり、

ストレスが多く

マンションも物価も高い上に

仕事は探せない、となれば、

結婚して家庭をもつなどもってのほか。

 

しかし、

自分の人格と尊厳を

捨てることはしたくない。

だから

残されたのは、

寝そべって

最低限の生存状態を維持することを

選択したって訳ですね。

 

寝そべりは一種の無力感、

一種の不屈さの表れか。



 


 

この現象は

実におもしろいと感じます。

 

コロナ禍で

行動規制されるくらいなら、

いっそのこと

ずっと

寝てればいいじゃない(笑)

 

 

とは言え、

中国のZ世代の意見では、

全員がタンピンって

訳ではないようですね。

 

留学先に

日本を選ぶ理由が驚きです。

そんな理由!?

 

日本の治安の良さは

素晴らしいよう.......

<動画時間 13:12>