こんにちは!
スタッフの大和田です。
東日本大震災での火災は371件にのぼり、
そのうち津波によって起きた火災は4割を超える159件だったことが
日本火災学会の調査でわかりました。
津波火災の範囲は青森県から千葉県に及び、
市街地の焼失面積は阪神甲子園球場20個分の78・4ヘクタールでした。
東日本大震災で発生した津波火災の詳しい分析は初めてで、
津波による甚大な被害が懸念される南海トラフ巨大地震への対策に
どう生かすかが今後の課題となります。
東日本大震災では大きな余震が広範囲で長く続いたため、
火災学会は震災後1カ月に起きたすべての火災を調査し、
大学や研究機関の研究者らが津波の浸水域を歩き、
消防関係者や地元住民から聞き取りを重ねました。
その結果、津波火災は
▽宮城99件▽岩手29件▽福島12件▽茨城9件▽青森と千葉各5件
と6県で計159件が確認されました。
建物から燃えたのは55件(35%)となっており、
構造がわかった建物では「非木造」が6割を超え、
津波避難ビルの指定対象に入る3階以上の建物も含まれていました。
また、車両から燃えたケースは50件(31%)でした。
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