厚いビニール越しの会話は、無理。
なので、スマホを持たせて会話することにした。
母が老健に入所して、3週間近くになる。
当初、笑顔が消え元気もなく、
私も、しょうがないとは言え移したことを後悔していた。
が、
昨日はやや、会話ができた。
相変わらず元気は無いが、
回復期病棟に居た時のような、夢うつつの出来事は
口にしなくなった。
日中起きていることが功を奏しているのかも知れない。
・・・一昨日、
とうとう母の部屋を引き払い、不動産屋に鍵を返した。
ガランとした部屋・・・
引越前と同じ状況なのに、
あの時とは(希望 ←→ 喪失感)こんなに心持ちが違う。
でも、母の(力無いけど)笑顔を見れて、今は少し、心が軽い。
不思議だ。
母のことでこの半年、心が沈んだままだった。
恨んだり鬱陶しく感じたりはしていなかった。
でもただただ、重かった。
それが、あの短い間で、軽くなるなんて。
「お母さんは太陽」と言う。
母という存在は、やはり、大きい。
世のお母さん。否、家族を持つ女性全て。
あなたの笑顔が誰かを幸せにする。
ハッピーでいましょう。
※シングルを否定するものではありません。私もいつかそうなる
※多少、母の荷物を引き取ったことで、我が家は足の踏み場がなくなった。
このままでは新年が迎えられない