19. 老健の面会 …原始、女性は太陽であった。 | かしこまりこ の、竹取り物語

かしこまりこ の、竹取り物語

和の文化Love♡ 出生時は 1,700gでそれは美しく 「まるでかぐや姫」と言われたとか。
※ 2011(H23) 竹林に迷い込み、竹細工の修行→ 1年で方向転換
※ 2018(H30) 放送大学大学院 修士号取得
※ 2019(R1) 国家資格GET
※ 2021(R3) 悲願の再就職

厚いビニール越しの会話は、無理。

なので、スマホを持たせて会話することにした。

 

母が老健に入所して、3週間近くになる。

 

当初、笑顔が消え元気もなく、

私も、しょうがないとは言え移したことを後悔していた。

が、

昨日はやや、会話ができた。

 

相変わらず元気は無いが、

回復期病棟に居た時のような、夢うつつの出来事は

口にしなくなった。

日中起きていることが功を奏しているのかも知れない。

 

 

 

・・・一昨日、

とうとう母の部屋を引き払い、不動産屋に鍵を返した。

ガランとした部屋・・・

引越前と同じ状況なのに、

あの時とは(希望 ←→ 喪失感)こんなに心持ちが違う。

 

でも、母の(力無いけど)笑顔を見れて、今は少し、心が軽い。

不思議だ。

母のことでこの半年、心が沈んだままだった。

恨んだり鬱陶しく感じたりはしていなかった。

でもただただ、重かった。

それが、あの短い間で、軽くなるなんて。

 

「お母さんは太陽」と言う。

母という存在は、やはり、大きい。

 

世のお母さん。否、家族を持つ女性全て。

あなたの笑顔が誰かを幸せにする。

ハッピーでいましょう。

 

シングルを否定するものではありません。私もいつかそうなる

多少、母の荷物を引き取ったことで、我が家は足の踏み場がなくなった。

 このままでは新年が迎えられないあせる