18. 老健への入所 | かしこまりこ の、竹取り物語

かしこまりこ の、竹取り物語

和の文化Love♡ 出生時は 1,700gでそれは美しく 「まるでかぐや姫」と言われたとか。
※ 2011(H23) 竹林に迷い込み、竹細工の修行→ 1年で方向転換
※ 2018(H30) 放送大学大学院 修士号取得
※ 2019(R1) 国家資格GET
※ 2021(R3) 悲願の再就職

疲れた・・・

 

退院 → 入所

には、沢山の荷物があって、かつ、

それぞれ、必要な物・持ち込めない物に違いがある。

荷物の仕分けだけでえらいこっちゃやった。

 

座位は保てるが、車いすからの移乗ができない母。

当然、介護(福祉)タクシーと思っていたが

MSWの言葉の切れが悪い。

 

その真意を察することはできなかったが、

●費用が5千円近くかかること(金銭的な余裕が無い)

●乗り降りを手伝ってくださるとのお申し出

そして、●「これが最後の機会になるかも知れない」

・・・ということで、

私の車で施設まで連れて行くことにした。

 

入所当日は12月であったにも関わらず暖かで、

空は澄んでいて青かった。絶好のドライブ日和。

 

 

母も私も、「故郷が福岡」という気持ちは捨てていない。
が、この地に来て、来年で50年。思い出が無いはずがない。

少しだけ遠回りして、思い出のある地を通った。

 

引越して来た頃通った、スーパー(リノベ済)

私が通っていた小学校(リノベ済)

母が勤めていた結婚式場(今は葬祭場)・・・

全部様子が違うやん。(笑)

 

果たしてどれだけ伝わったのかは分からないが

「へぇ~…」という声は、後部座席から聞こえてきた。

 

わずか20分のドライブ

 

でも、母は疲れたらしい。

 

施設到着 → 居室に着いたら、

口を開けて速攻寝てしまった。

 

数日後、面会に行ったが

早くも生活リズムが整いつつあるのか、夢うつつの出来事は口にしたりしない。

ただ、元気が無い。

 

これから数か月、どうなることやら・・・

 

やる事山積み。