梅さんの森「一本一本の樹から感じること」
こんにちは。
イイコトとの懸け橋 ソーシャルブリッジの湯川伸矢(しんじょん)です。
昨日も梅さんの森に行ってきました。
(記事の最後に過去の梅さんの森の経緯は書いてあります
)
先月より寒かったなぁ。
もう、春分も過ぎて春なのにねぇ。
さて、今回は2日前までは参加者としては
梅さんと自分のふたりだけになりそうだったので
今回は、
梅さんに秘伝の技でも直伝してもらおうかと
密かに考えていたのですが…。
結局、おかげさまで当日は6人での作業になりました。
ありがとー
今回は、前回に続いて参加してくれた佃君(通称：8ru)
この前参加したきらめ樹リーダー養成講座で出会った
つるちゃん、ゆうちゃん、ピンちゃんでした。
毎回、告知もしないのに縁がつながってくれていて
嬉しいです
毎回初参加の人たちが来てくれます。ありがたいなぁ。
さて、今回もせっせと森への恩返しとして
枝打ち、間伐…
初参加のメンバーだったりするのにみんな作業が
早くて、どんどんと進みました。
だんだんと光が森に差し込んでくる様子は嬉しいです
森の中に響き渡るノコ、ナタ、ヨキの心地よい音が
自分のココロも落ち着かせてくれます。
そういえば、作業後に飲んでいる時に梅さんが言っていました。
「本当に作業の効率とかを考えて、やるときには
おれもチェンソーを使って、どんどんやるんだけど
みなさんとやるときには、自分も手で一本一本やって
いきたいんだよなぁ。」
この森では、
初めてでもいい。
スピードはゆっくりでもいい。
でも、山主さんが一本一本植えていったその気持ちを感じながら
そして、25年間放置されて荒れてしまった木々たちと
一本一本触れながら進んで行きたい。
実際、このフィールドは2haです。
プロの方々が本気で間伐をしたらあっという間に整備は
終わってしまうんだと思います
でも、ここではみんながゆっくりと木々と触れ合って
笑顔に包まれながら、
心地よい疲労を感じて、
山を感じてもらう
そんな大切な時間を持てているような気がします。
ここでの作業を始めて1年が経過した。
自分も少しは山の声が聴こえてくるようになってきたかな？
それにしても、作業後にいつも通りキクさんのお店で
飲んでいるといつも地元の方々も混ざって一緒に
語ったりしている。
なんて、ゆるりとした感覚なんだろう。
皆様がいつもアタタカク迎えてくれる。
そして、笑顔で「また、来てくれな！」
そんな言葉をかけてくれる。
ここも限界集落と呼ばれるような場所でもある。
こうやって過ごしているとそんなことはわからない。
でも、伝統芸能が少しずつ失われていく。
山も放置されて、みんなから見てみるふりをされている。
たくさんの大切な何かが時間と共に失われていく。
そんな話を梅さんから伺ったりもする。
自分も少しでもそんなところから、学ばせてもらいたい。
そして、ちょっとでも自分にできることをやっていこうと思う。
人のアタタカサと森のアタタカサ。
自分は、やっぱりたくさんの大切な何かを頂いている。
感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとう
今日も読んでくださってありがとうございます！
これからも宜しくお願いします。
■過去の梅さんの森シリーズ
(梅さんの森が始まった経緯から書いています！)
梅さんの森とこれからを見つめるゆるりとした感覚
http://ameblo.jp/shinjon/entry-10464030190.html
鳩ノ巣のお祭りと梅さんの森
http://ameblo.jp/shinjon/entry-10447159592.html
「望」年会と今年最後の山作業「梅さんの森」
http://ameblo.jp/shinjon/entry-10420908174.html
仲間たちが集まって「梅さんの森」
http://ameblo.jp/shinjon/entry-10400174048.html
森と語り合うということ「梅さんの森」
http://ameblo.jp/shinjon/entry-10378222312.html
奥多摩・鳩ノ巣の森と枝打ち
http://ameblo.jp/shinjon/entry-10363174626.html
奥多摩・鳩ノ巣の森に感謝をして
http://ameblo.jp/shinjon/entry-10271075077.html
鍾乳洞に入って聞いた一言・・・。
http://ameblo.jp/shinjon/entry-10249079324.html
間伐フィールド探訪「奥多摩：鳩ノ巣」
http://ameblo.jp/shinjon/entry-10190688333.html
白く染まる大根山の神の森で
http://ameblo.jp/shinjon/entry-10197511749.html