続きです。
朝食をササっと食べて、急いでお部屋に戻り、荷物をまとめてフロントに預け、奥宮に向けて出発しました。
時間は、8時45分くらいです。
もらった案内によると、『神社からゆっくり登って1時間30分程度』とありましたが、そんなに体力に自信があるワケでもないので、
果たして往復3時間で帰ってきて、12時半発の西武秩父駅行のバスに乗れるのかなぁ~?などと思いながら、登山口へ。
一の鳥居を出て、お茶屋さん:山麓亭を過ぎると、すぐの所に登山口があります。
最初のうちは、舗装されたなだらかな道です。霧が出てきました。
最初の鳥居です。(なにげに『熊出没注意』と書かれてありますね。。。
鳥居をくぐると、登山届を書くところがあったので、記入してポストに入れておきました。
氏名・住所・電話番号・緊急連絡先・向かうコースを記入します。
このあたりから、だんだん山道になっていくので、クマよけの鈴をつけて、トレッキングポールを手に進んでいきました。
(筑波山の御幸ヶ原で買った鈴。700円ぐらいだったような・・・)
↑今回、こちらのポールを2本購入して使用しました。疲れ度合いが全然違いましたね
後にも先にも誰もいません。
一人で霧の中を進んでいると、なんだか幻想的な違う世界に入っていっているような・・・そんな気持ちがしてきます。
後から来た男性が私を追い抜いて、あっという間に見えなくなりました。早い・・・
結局、奥宮に着くまで、この方しか見ませんでした。
ここから、道幅がかなり狭くなり、自分の幅くらいしかなくて左側は崖、躓いて転んだら滑落してしまうというような道が続きます。
注意して、ゆっくりと進みました。
4番目の鳥居です。
汗だくになり、ハーハー言いながら登っていきました。
霧がますます濃くなり・・・
この階段のあと、最後の難関の鎖場がありました。
このあたりに来たら、トレッキングポールは、しまった方が良いと思います。
鎖場は、ロッククライミングか!と思ったほど急で、どこに足をのせようか迷ったり、
登ったはいいが、降りることができるのだろうか?と不安になったり・・・
ここまでくると、先に登っていった男性を含め、3人くらいの方がいて、『もう、ココが奥宮ですよ!』と励ましていただきました
奥宮に到着です。
『雨が降ってしまっていたら来れなかったので、今、こうして登ってくることができて嬉しいです!!』とご挨拶しました。
次の人が昇ってくるまで少し時間があったので、ゆっくり手を合わせることができて良かったです。
魂が洗われるような爽やかさで、疲れが吹き飛びました
霧がますます濃くなり、見晴らしは残念でしたが、神秘的な雰囲気が素敵・・・
時間は10時少し前。神社から1時間10分くらいでした。
これなら、バスの時間に余裕で間に合います。ホッ・・・
帰り道では、たくさんの人とすれ違ったので、あと30分宿を出るのが遅かったら、奥宮では混んでいたことでしょう。
結果的に、9時前に出発して良かったです。
お名残惜しくて、下りはペースを落として歩いてきましたが、最終的に、往復2時間10分で興雲閣に帰着。
バスの時間まで1時間以上余裕があったので、フロントに預けた荷物を受け取った後、お昼ご飯を食べてからバスに乗ることにしました。
ちどり屋さんでグリーンカレー♪美味しい~~
水出しアイスコーヒーを注文したら、黒糖綿アメがついてきました。
これは、アイスコーヒーに入れるのではなくて、アイスコーヒーのつまみなのだそうです。
こちらも美味~~!!!
これからの三峯神社参拝の楽しみの一つとなりそうです
そうこうしているうちに、12時15分くらいになったのでバス停に移動。
平日でも、座席が全て埋まるくらいの乗客だったので、休日は、もっと混むでしょうね。
途中のバス停からも、けっこう乗ってきたので、西武秩父駅に着くころには満員になってました。
駅に到着後、次の特急まで40分くらい時間があったので、ココで精進落としをすることに。
フードコートできき酒セットを頼みました。
おなかがいっぱいだったので、つまみはナシで^^。
池袋には15時43分着。
運賃+特急料金で1500円は、良心的です~!
快適な枕に頭をつけた途端、爆睡
池袋からも、夕方のラッシュにあたることなく帰宅できました。
大満足の2日間でした