蟻に蜘蛛もいるのか！？
バンダイ S.H.Figuarts アイアン･スパイダー(アベンジャーズ/インフィニティ･ウォー) レビュー
「S.H.Figuarts アイアン･スパイダー(アベンジャーズ/インフィニティ･ウォー)」
「アベンジャーズ/インフィニティ･ウォー」より、ピーター･パーカーが新たに纏ったアイアン･スパイダースーツが登場。
「スパイダーマン ホームカミング」ラストにおいてトニー・スタークから提供され、一時辞退するも、サノスの部下「ブラック･オーダー」らの地球襲来時、改めてトニー・スタークの手により装着されました。
劇中ではホームカミング版スーツの上からさらに装着。アイアンマンマーク50同様、「ナノテクノロジー」を使用したスーツであることも伺えました。
これまでのスパイダーマンとは一線を画す違いとなっているカラーリング。
赤に金と、その名の通りアイアンマンカラーを思わせる姿になっています。
ボディはホームカミング版の流用かと思いきや首の長さや手足の太さが変わり、全体的なプロポーションがガッシリしています。
目の処理は相変わらずやや飛び出ていますが、銀だった塗装が白に変更され、より近いイメージになっています。
ゴールドのラインも細かく塗り分けられています。しかしやはり本編のスーツと照らし合わせて見ると細かな装飾の形状が異なっています。
それよりなによりも劇中はアイアンマンのようなメタリックカラーでギラギラとしたボディだったのが、製品ではつや消しのマットな質感に。バスケットボールのようです(笑)
この辺もやはり資料の少なさが影響しているのでしょうか？ それにしても質感は結構初期段階から判明していたような･･･
可動についてはおおよそホームカミング版と同様ですのでそちらを参照してください。
付属品。
平手の種類が削られています。
前作同様に目を交換して表情を変えるギミックあり。
台座接続用のアダプタパーツがありますが、これは前作のを流用したため背中の蓋を外すと豪快に穴が開いてしまいます。
糸のエフェクトも付属しています。
アイアン･スパイダー最大の特徴たる「ピンサー」が付属。
蜘蛛脚のようなアームが背中から生え、様々な用途に対応するもの。こちらの形状もやはり本編とは異なります。
アームは曲げたり伸ばしたりの可動、基部でやや角度を変えることが可能です。
ホームカミング版との比較。
プロポーションの変化が伺えます。
以下、ポーズ集。
「すごい！新車みたいな匂いがする！」
「”親愛なる隣人”でいたいんだ！」
「今日から、君もアベンジャーズだ。」
緊急時ですが晴れてチームの一員に。
「はじめまして！ピーター･パーカーです。」
「ドクター･ストレンジだ。」
「ああ、そっちの名前ね、"スパイダーマン"です！」
思えばこっちはピーター同士ですね。
「魔法キック！」
ストレンジとの連携技も印象的でした。
スタークさん・・・
以上、アイアン･スパイダーでした！
改修されたボディにより格段とプロポーションが良くなり、アクション性はそのまま。
形状の問題があるとはいえピンサーが付属したのはグッドですね。
とはいえやはりスーツの質感が本編の印象と異なるため、手放しでは喜べない内容。
ピーターの素顔付きメタリック塗装エディションが待たれます(笑)
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