S.H.Figuarts　スパイダーマン(ホームカミング)　レビュー

おかえり。
バンダイ　S.H.Figuarts　スパイダーマン(ホームカミング)　レビュー


「S.H.Figuarts　スパイダーマン(ホームカミング)」

いろいろあったものの、「キャプテン･アメリカ/シビルウォー」を経て「スパイダーマン:ホームカミング」としてMCUに"帰ってきた"親愛なる隣人がSHFでも登場。
今回のスパイダーマン=ピーター･パーカー役は、シビルウォーと同じくトム･ホランド氏が担当。

映画は8月11日から公開中。
なお映画は全3部作であることが明かされています。

※なお、本レビューには映画本編の若干のネタバレを含みます。予めご了承くださいませ。

トニーの手で改良されたスーツに身を包んだ姿。
こういったMCUらしいクロスオーバーが魅力のひとつでもありますね。

SHFらしいアレンジの入ったプロポーションではありますが違和感はありません。
細身のボディにスーツの質感、ラインモールドや胸部のマーク、さらに足裏のパターンも造形にて再現されています。

やや首が長いような印象を受けます。

可動。
独特のアクションが多いキャラクターだけに関節構造もスタイルを崩さないようアクションできる機構が採用されています。
キャップやブラックパンサーのように肩を大きく引き出すことができ、股関節は真骨彫やDBアーツで採用されているものと同じようなタイプ。

付属品。

目の交換用パーツが付属しており、通常･睨み･怒りの3パターンがあります。

一度頭部を取り外し、付属するスティックを使ってパーツを外す仕組み。
左右違うタイプを付け替えることもでき、表情のバリエーションはかなり多彩になります。よく見ると目の黒い部分のシャッター状のディテールが確認できます。

スパイダーウェブエフェクトは発射用･握り(ぶら下がり)用の2種類あります。
発射用のあの独特な形を模した手首パーツももちろん付属。

さらにバッグ、スマートフォンも付属。
もちろんバッグは背負い、スマホは手に持たせることができます。

バッグは背中のジョイントへ取り付けて固定。

･･･しかしスマホの造形が雑すぎてもはやどっちがディスプレイ側なのかわからないｗ

背中の差し替えパーツを使って別売りの台座をジョイントに接続可能。

figma版(アメイジング版)との比較。

キャップ、マーク46との比較。

少年らしい小柄なボディであることが伺えます。

以下、ポーズ集。

「もしもしハッピー？今日は街でおばあさんに道を教えたよ。チュロスもらった。」

これまでのスパイダーマン映画と異なる点として、彼お得意のビルの摩天楼を糸でスイスイ移動する描写が少なかったのが印象的でした。

環境が限られると特技も封じられるという欠点を突いていましたね。･･･おかげでゴルフ場を全力疾走する姿が見れました(笑)

「補助輪モード卒業おめでとうございます。」

「えっ、何！？？」

「スーツのお姉さんじゃ呼びにくいな･･･”カレン”って呼んでもいい？」

「カレンと呼んで構いませんよ。」

アイアンマンのような人口AIを搭載。日本語吹き替えでは井上喜久子17歳が担当しています。

「瞬殺モードを起動しましょうか？」

「いやいやそれはもういいって！」

「あ･･･どうも･･･」

映画ではトニー･スターク(=アイアンマンマーク47)とも共演。
これまでの作品と違いベンおじさんはすでに亡くなっているので、トニーが新たな保護者代わりになるか。
･･･最終的に揉めて分かれそうな気がしますが(笑)

「スーツがなければ何も出来ないのならば、君にスーツを着る資格はない！」

劇場グッズで売っていたラバーコースターを使ってみました。

さらにその台紙も活用。

シビルウォーの面々と。

チーム･アイアンマン、あとはMCU版ヴィジョンさえ居ればなぁ。

「やあ、みんな。」

「スタークさん、僕は？」
「言ったろう、距離をとって糸を投げろ！」

「？止まる気ないみたい･･･」
「こっちもだ！」

「この腕メタルなの！？うっわ、すっごいねー！」

「その盾物理の法則にかなってないよ！」

「いいか、お前に理解できないものだってあるんだ。」

「そういうだろうってスタークさんが！」

「･･･足を狙えとも言ってた！」

オマケ。

例のGIF。

以上、スパイダーマンでした！

映画公開に合わせてスピーディなリリースが実に嬉しいですね。
ただ出すのが早いだけではなく、スタイル･アクション性も抜群で、スパイディらしいアクションを存分引き出せるスパイダーウェブの付属だけでなく、小物も充実しています。

さらに目を交換することでMCU版ならではの多彩な表情を再現させることができる点が素晴らしいですね。
欲を言えばピーターの素顔パーツが欲しかったところ。マフェックスには付属するそうですが、こちらでは間に合わなかったか。

とはいえ、力の入れ具合が伝わるクォリティで満足度はとても高いと思います。