ホットトイズ ムービー・マスターピース ソー(AOU) レビュー | @in's Hobby Room

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ホットトイズ ムービー・マスターピース ソー(AOU) レビュー




「ムービー・マスターピース ソー(アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン)」

全世界で大ヒット、ブルーレイ/DVDもリリースされた「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」より、異世界アスガルドの住人であり、ハンマーと雷を武器に戦う戦士、ソー・オーディンセンがAOU仕様となってムービー・マスターピースシリーズで登場。

来年1月発売予定でしたが前倒しとなり10月末にリリース。 新たなギミックはもちろんのこと、今回はiPhone、Andoroidなどの携帯端末とも連動しており、専用アプリ「AAOU AR」を使用することで劇中をイメージしたAR写真を撮れるという新たな挑戦が試みられています。


AOU仕様となっていますが、他のキャラクターの大幅なユニフォームチェンジと違い、ソーは一見「ダーク・ワールド」時とあまり違いはないように見えます。
しかし一応デザイン変更されているそうです。デザインというか色ですかね。ややこしい^^;


しかしヘッドは完全新規造形。
ソーを演じるクリス・ヘムズワース氏の肖像権をクリアーした高クォリティヘッド。口を結んだ凛々しい表情になっています。
本人に比べるとやや色黒で髪の色も暗めではありますが、十分そっくりに見えます。とはいえ、キャップといい、どうも暗めになってしまいがちなようですが色味の調整が難しいのか?それとも大人の事情があるのでしょうか?


衣装には軟質素材が使われていますが、少々堅め。
ボディの丸状の装飾の模様も再現。マントは落ち着いた色味で、ツヤがあります。


目玉のひとつ、腕のシームレス関節。
肩から肘が綺麗なラインを保ち、ソーらしい肉体美を再現。手首のジョイントは露出してしまいますが、腕の装飾である程度隠すことはできます。

 

もちろんこのまま肘を曲げることができます。(後述)
逞しい上腕の血管も見事。関節はこの中に内蔵されており、クリック式が採用。 ただ、成型の都合によりどうしてもパーティングラインは目立ってしまいます。
シームレス素材により、プニプニとした感触が楽しめ(?)ますw しかし劣化が心配なところですね。特にこれからの時期は・・・

 


脚部衣装の素材もこだわり、質感も抜群、ブーツにはチッピング塗装が施されています。
ブーツは足首の部分で分割されています。


可動。
前述の通り腕部シームレス関節にはクリック式が採用されており、100°ほど曲げることが可能。見た目もかなり自然な方だと思います。

 

胴体はその衣装の仕組みゆえにあまり前屈したり、ひねるような動きはできません。まずかに角度はつけられますが。逆に撮影で使用された衣装がどんな素材でどんな仕組みなのか気になりますね。
脚部も開脚させたり上にあげることがあまりできないようです。足首が分割されているので接地性は悪く無い方かと。

 


付属品。
シリーズ共通の台座もセット。Aマークとネームプレート付き。Aマークの部分はソーらしい稲妻をあしらった仕様に。

 


台座使用。

 


ソーといえばハンマー!
というわけで今回はムジョルニアハンマーが2種付属しています。まずはダイキャスト製のもの。質感、ダイキャストらしい重みも抜群。もちろん模様も再現。
腕部関節構造のおかげでダイキャスト製であってもしっかり保持することができます。真上に掲げるのもバッチリ。

 


そしてもうひとつは驚き、LED内臓で発光するタイプが付属!グリップ部をひねることでスイッチON。
電池はハンマー部分に内蔵されており、購入時からセットされているのですぐに光らせることが可能です。
ただ光るだけでなく、劇中CGをイメージしたパターンまでも再現されており(写真では伝わりにくいかもしれませんが)、非点灯時でもごく自然に見えるという変態じみた技術が使用されております。

 


さらに稲妻を模したエフェクトパーツも付属し、ハンマーに取り付けが可能です。

以下、ポーズ集。




「そこにロキの杖があるはずだ。でなければこれほどの防衛はできない!」
「やっと片付いた。」

フェイント攻撃!

 




超余談なんですがソー1作目のエンディング、フー・ファイターズの「Walk」という曲がとってもお気に入り。

 


「幸い俺は、マイティ・ソーだからな!」
(・・・?)

 

そういえばブルーレイの映像特典、未公開シーンだとソーが水浴び泉に入るシーンのロングバージョンが収録されているので、なんであんなことしてたかが判明できます。
 


ハンマーを両手で掲げるポーズもなんとかできます。



そして、こちらがアプリ「AAOU AR」を使用した写真。
どうもフィギュア本体にピントを合わせるのが難しく、少々見苦しいかもしれませんが参考程度に。

 


 
周りのウルトロン・セントリーはうねうねと動き、稲妻のエフェクトが走っています。タイミングを合わせればこのような撮影もできます。
AR写真なのである程度角度の変更も可能。

 


ちなみにフィギュア本体でなく台座を読み取っています。

 


なのでソーの台座を使い他のフィギュアを立たせることもできます。まったく関係ないフィギュアを立たせるも良し?

 

 


数体組み合わせることも。(ホントに全然ピントあってないですね・・・すみません;
アプリでは今のところソーだけが対応となっていますが、他のキャラクターのアイコンも確認できるので、アップデートにより続々対応していくものと思われます。

 


アベンジャーズ1作目版のソーと比較。
こちらであればヘッドはもちろん衣装の違いもよく確認できますね。それにしても本当に出るたびにヘッドのクォリティの違いがよくわかります。


SHF版と。

 


アイアンマンマーク43キャプテン・アメリカと。
これでアベンジャーズ・ビッグ3の揃い踏み!ソーの体格も伺えます。
ホークアイやブラックウィドウも入れたかったのですが撮影ブースが限界で^^; あとハルクが発売済みなんですが金銭と場所の都合によりまだ買えていません・・・(泣)

 


「ぞろぞろ来たな。」
「活きがいいねぇ。」

やっぱりやりたくなる連携攻撃!

 


「それじゃあオムレツはできないぞ?」
「言おうとしたら先越された。」

ワカンダでのウルトロン・プライムとの対峙。

 


(レゴのこと言うなよ・・・)
これがほんとに高潔な心なのか!?w

 


「おいおい言葉をつかえよ・・・」
「言いたいことなら山ほどあるぞスターク!」

 


「・・・行くか。よくやった。」

 


「ハンマーを持てるならマインド・ストーンを預けられる。彼のところにあれば安全だ。近頃、安全は貴重だからな・・・」
「・・・エレベーターにハンマーを乗せたって・・・」
「持ちあがる!」

「ずっとおしゃべりしていたいが・・・」
「なら行くなよ・・・」
ブルーレイで改めて見返してますがラストの別れのシーンは見てるこっちまで寂しくなってしまうw こういう時は意気投合して名残惜しそうな二人が良いですね。一瞬見せるソーの笑顔も良い・・・

 


以上、ソーAOU版でした!


新規ヘッドの精悍なクォリティ、落ち着いた衣装の色合いや装飾の再現が異世界の住人らしい神秘的な姿をよく現しています。
シームレス関節による見栄えの向上、クリック関節によりダイキャストハンマーを持たせても安定。 さらにエフェクトパーツとLED内臓のハンマーにより劇中のイメージのような輝きを再現。実物でないと伝わりにくいのが惜しいw

そしてスマートフォンとの連動によるAR写真機能。これはかなり面白いですね。 ただのバリエーションでなくこうした新たな試みというのが実にホットトイズらしく、次はどうなるんだろうという期待が持てます。アプリのアップデートが楽しみですね。

これでムービー・マスターピースのアベンジャーズ初期メンバーはリリースされたこととなり、以降はマキシモフ兄妹、アイアンマンマーク45、ヴィジョンが発売されることで終盤のメンバーが揃います。もう全て前倒しになるんでしょうw

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