バナナ!?バナ!バナナ!!?
S.H.Figuarts 仮面ライダーバロン バナナアームズ レビュー
「S.H.Figuarts 仮面ライダーバロン バナナアームズ」
現在放送中、ますます盛り上がりを見せる「仮面ライダー鎧武(ガイム)」より、ダンスチーム「チームバロン」のリーダー・駆紋戒斗の変身する仮面ライダーバロンになります。
例年から2~3カ月ほど遅れてリリースが開始された現行ライダーのSHFですが、その分ついに文句なしの高クォリティとなって登場となりました。
同時発売として鎧武オレンジアームズも出ていますが、バロンのみ購入。最初は斬月に惚れた私ですが、ブレずに変わらずくじけない姿勢で応援してしまいたくなり、ついには購入を決断させた戒斗さん恐るべし(笑)
ブレイドで一新された素体や真骨彫素体のノウハウを活かした抜群なプロポーション。(あくまで真骨彫ではないので骨格をしっかりと再現、というわけではないにしろ)
頭からバナナを被ってることなどもう気にならなくなってきた(笑) ちなみにアームズチェンジ(AC)シリーズとは異なり、スタイル+可動重視のため変身時のアームズ装着ギミックはオミットされています。
毎年何かしらプロポーション関連では問題を抱えていましたが、これは文句なしにかっこいい。
関節や一部パーツを除き、全塗装にて再現されています。 少々退色が怖い色味ですが、どうなるかな。
いわゆる複眼にあたる「バーンサイト」はクリアー素材が使われ、内部のパターンも再現。
前腕や太ももの模様はプリントで再現。変身ベルト「戦極ドライバー」のロックシードやフェイスプレート部は小さいながらもしっかりプリントされ、シールにより再現されています。(シールは貼り済) このサイズにしてハッキリと確認できます。
肩の処理も自然。足首は非ダイキャストですが設置性に問題はなし。足裏のモールドも再現されています。 色分けもほぼ完璧・・・と言いたいところですがややはみ出しが見られますね;
肘や膝のパッドは別パーツなので紛失防止のため接着するのも良しかと。
可動。
肩アーマーは内部にジョイントが設けられており、腕の動きに干渉しないようになっています。股関節は龍騎シリーズや真骨彫カブトなどと同じくロール可動式。 ちなみに手首ジョイントは従来の球型のものが採用されています。
胸のアーマー部もほんのわずかに、気持ち程度ですが浮かせることができ、ベルトとの干渉を多少は和らげることができます。
バナナロックシードは閉じたものと開いたものの2タイプが付属。
正式な使い方ではないですが、一応閉じたタイプのロックシードもバックルにはめ込むことができます(強引にですが;)。
そしてバックルの「カッティングブレード」は劇中通り可動し、変身や必殺技発動時のシーケンスを再現可能になっています。
余談ですがバックルからロックシードがやや外れやすいので、ブレードをロックシードに被せておくと外れにくくなり、紛失を防ぐことができます。
さらに本商品の初回購入特典として「花道”オンステージ”キャンペーン<金屏風>」とが配布されています。
別売の鎧武を買うと「漆黒のステージ」をもらうことができます。この二つを組み合わせて使うことができるようになっています。
金屏風は厚紙製で、広げればそのまま立たせることができます。織り目がついているので綺麗に畳むこともできます。
フィギュアと合わせて使うとこんな感じ。結構大きいことがうかがえます。
バナナ! ロック・オーン カモァーン! バナナアームズ! ナイトオブスピアー♪
「バロンだ!」
初変身シーンは腹筋に悪かったですねw 日曜の朝8時ですよ、ジッパーからバナナが飛び出し、バナナを被り、バナナが剥け、バナナを突き刺して戦うとかもうブッ飛びすぎてましたよ。
「正しいかどうかは問題じゃない。奴は力を証明してる。強い者の言葉を否定できるのはより強い者だけだ!」
”強さ”を求める戒斗。その姿勢は一貫をしてブレません。
バナナスカッシュ!
最初聞いたときは微妙だなぁと思っていた金屏風ですが、こうして使ってみると悪くないですね・・・
だから諦めない!
「俺が屈しない限り貴様が勝ったというわけでもない!」は名言。そう、バナナアームズの時はむしろやられている印象の方が強いですねw
それでも変わらず戦い抜く姿勢に段々惹かれていき、ゲネシスドライバーを手にした今の彼の株の爆上げぶりがすごい。
・・・その代わり今やすっかりバナナアームズ使わなくなったけど(笑)
バナナを食べて強くなろう。
あー・・・私チョコパフェとかに入ってるバナナ許せないんだよな・・・
仮面ライダージョーカーと。
映画「平成VS昭和ライダー」では意外な組み合わせとなりましたね。カメ探しに行かされてたけどw
”ナイト”繋がりってことで。
マンマミーヤ・・・
序盤はネタキャラとしての定評も高いですしね。
例年より遅めのリリース開始となった鎧武シリーズですが、第一弾にしてここまでの完成度を持ってきたのは見事。
装着ギミック省略によりフィット感が増したアーマーの自然なバランスをはじめとしたプロポーション、素材、塗装など劇中のスーツのイメージにかなり近くまとめられており、ベルトやバナスピアーのギミックまでも再現と、飾ってよし・遊んでよし・ネタよしのベストな内容になっています。S.H.Figuartsここにあり、といったところ。
閉じたロックシードの付属も嬉しい。いろんなフィギュアに持たせて遊ぶのも面白そうです。
今月には待望の斬月・メロンアームズの発売も控えており、とても期待が持てます。 最近の本編ではすっかりレモンエナジーアームズばかりになってしまったバロンですが、そちらの発売予定なども気になるところですね。
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