S.H.Figuarts アイアンマンマーク6 レビュー | @in's Hobby Room

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S.H.Figuarts アイアンマンマーク6レビュー

 

S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク6


「アイアンマン2」より、クライマックスで主人公トニー・スタークが装着したアーマー、「マーク6」がリボ・・・いや今回はなんとSHFで登場。

ついにバンダイもアイアンマン商戦(?)に参入。

 

マーク6は「アベンジャーズ」でも登場しましたね。パッケージはアイアンマンスーツのカラーリングをイメージした赤と金がメインの専用デザインに。



いつぞやの魂ネイションでしれっと参考展示されていたのがまさか本当に商品化するとは。

メタリックレッドのボディカラーは実に重みのある質感に仕上がっています。ワインレッドに近いかな。

 

首が沈みがちのゴリラ体型に見えるのが気になりますかねぇ。


目が吊り上っているのが目立ちます。似てる似てないで言えばあまり似ていないかなぁ?と。とはいえこれは個人差があるかもですね。(リボルテックの顔が見慣れてますからねぇ;

 

ただ、この目や胸のリアクター部分にはクリアー素材を使用、リアクター内部のモールドも再現されています。発光ギミックはなし。

しかしさすがに関節まわりはリボに比べて大分自然に仕上がっています。肘は成型色。特に足首にはダイキャストを使用しているので安定性は抜群。リボのそれとは比べ物にならないほどです。


可動。

ボディ自体がこのために新規造形されたものとなってるので関節も従来のSHFらしさを残しつつ新しい解釈をされているのが面白いです。

 

腰も大きくうねらせることができます。 手首はいつものロールジョイントがなくなってただのボールジョイントになっています。なので平手を正面に向けにくくなっています。その代りに手首の交換がしやすくはなってますが。

 

肘のパッド(?)もスライドし、膝関節にいたってはモモの裏側が連動して中に畳まれることで可動範囲を広げられるようになっています。

ただ肘パッドは約1mm程度のプラ棒で取り付けられているため、何かの拍子に引っかかってそのまま折れてしまったり・・・などの危険性があります。ここもダイキャストにしてくれれば・・・

 

付属品。

スタンドがあれば嬉しかったかな、と。


手首交換の際は手甲のパーツを外しそれぞれに付け替える必要があります。

ダボつきの平手にエフェクトパーツ取り付け可能。エフェクトは飛行時とリパルサー・レイ発射時をイメージした2種が付属し、クリアー素材にグラデーション塗装がかけられています。

 

足裏に取り付けるタイプのエフェクトも付属。これはそのまま取り付けできます。

 

さらにパーツの差し替えで背部エアーフラップ、および脚部エアブレーキの展開状態を再現可能となっています。これはリボでもなしえなかったポイントなので嬉しいところですね。(マーク7は背中のみ再現されてましたが

背中のエアーフラップは肩のパーツも一度取り外す必要があります。この分割、もしかしてウェポンハッチの再現も考えられていたのでしょうか?


もちろんエアーフラップ内のモールドも作られています。

これにエフェクトを組み合わせることで飛行状態の再現が可能に。


カンッ!

そしてお馴染みのポーズ。




子供を助けて「お見事!」と言って飛び去るシーンは日本のヒーローにもないとてもクールな名シーンだと思います。


 

「外でやろう!」


「靴下脱いで裸足になれ。ズブ濡れになるぞ!」




 

いつものポーズにいろんなエフェクトを使ってみた。


同時発売でウォーマシンも出ていますがそちらは購入していないのでリボルテック版ウォーマシン とご一緒に。


「見たか!」

「ああ、お見事!」


「次は最初からそれ使えよ」

「あいにく1度しか使えないんだ。1度っきり!」

よく出来てはいるんですがSHFをもってしてもミサイルハッチや手甲のレーザーカッターは再現されず。この辺はやはり「あったかいオモチャ」さんとこのじゃないとダメなのだろうかw 画像では適当なエフェクトパーツを拝借。


そしてやはりどうしても比べてしまうのがリボルテック版。

リボが細身なのに比べてSHFはどっしりとしたプロポーションで「人が装着している」感じが出せているかと。

カラーリングも随分解釈が異なりますね。


ここにマーク7も加えます。

どうも顔が面長造形に見慣れてしまって今リボのマーク6を見ると浮いて見えますねw やはりなんといってもプロポーション、特に関節の見た目や安定性は圧倒的にSHF版が勝っています。


顔はリボの造形のが好みですね。

これはただ乗せてみただけです;


しかし顔よりも決定的にリボのが良かったと思えるのがこの平手の造形。(上:SHF 下:リボ)

SHFのものは手の開き方にも力が感じられず、指が太すぎるためかまるで赤ちゃんの手のように見えてしまいます。このおかげで平手で構えると迫力が激減してしまいます;

 

その点リボは造形自体もよく開き方も「グワッ」とした力が感じられます。 SHFもリボも、どちらにもどちらの良さはあるってことですね。


「外で会おう。第3デッキだ。」

自作社長 と。

 

「さてどうするトナカイ君。」

アベンジャーズでも登場。「スリルに一撃」を流しながら出てくるのが嬉しかったですねw


「キャプテン!レバーだ!」「い・・・1分待ってくれ!!」

腐女子も興奮したというキャップとの共同作業。

 

ガンッ!

「・・・おっと・・・」

この直後の「助けて」が個人的にツボ。珍しくそんなこと言うからw


以上、SHFマーク6でした!

 

まさかのSHF化でしたが専用ボディと関節構造によりリボルテックを上回るプロポーションとカラーリングそして可動・安定性が素晴らしい。

差し替えパーツによるエアーフラップの再現やクリアー製のエフェクトパーツなど、オプションも凝っています。 これでミサイルハッチの開閉も再現されていたらもっと良かったのですが・・・でももしかしたら、もしかしたらエフェクトパーツセットという形で登場する可能性もある・・・かも?

 

しかしやはり顔や平手の造形は個人的に不満の残る出来となってしまいました。もちろん好みは人それぞれだと思うので一概にはダメだったとも言い切れないところです。こうなるとリボの手を複製してSHF用に改造するしか・・・^^;

 

とはいえ全体的にハイレベルな内容にまとまっているのは確かです。それは各所でよく売れているのを見ても明らか。(品切れ続出だそうで

このままアイアンマンもシリーズ化するのでしょうか? もしなるとすればリボルテックで買い逃してしまったマーク3や4に期待してしまいます(笑)