聖闘士聖衣神話EX レオアイオリア レビュー | @in's Hobby Room

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新生!

聖闘士聖衣神話EX レオアイオリアレビュー

 


聖闘士聖衣神話EX レオアイオリア

 

「聖闘士星矢」に登場するキャラクターたちにダイキャストアーマーの聖衣(クロス)を装着・またはオブジェに組み替えることのできる人気トイシリーズ、「聖闘士聖衣神話(セイントクロスマイス)」から、完全新規素体を使用し聖衣も新規造形、さらに聖衣装着状態でも作中に迫るプロポーション・広範囲の可動を実現することが可能になって新たに誕生した「聖闘士聖衣神話EX」より、黄金聖闘士(ゴールドセイント)・獅子座レオのアイオリアが登場。

 

マイスEXシリーズ第1弾はジェミニサガで、このアイオリアは第2弾として発売されました。 アイオリアの発売自体は昨年の10月だったのですがその当時はまだEXシリーズは集めておらず、先月再販になったのをきっかけにこちらにも着手し始めました。

 

また、これからEXをレビューする際はEXならば「EX(版)」、EXではない通常マイスでは「本家マイス」(または従来のもの)、アイオリアのように同キャラクターでどちらも出ている場合は本家マイスの方を「旧マイス」、アペンディックスで出ていた場合は「アペン」という略称で説明していきます。ちょっとややこしいですがご勘弁を。

専用台座を除けば約1年ぶりにマイスシリーズのレビューとなりますね。 それでは生まれ変わったマイスシリーズ、じっくりとご覧ください。


パッケージデザインも従来の本家マイスシリーズから一新され、商品写真が印刷されたスリーブが被せてあり、こちらを外すとクロスボックス風のパッケージが現れます。このクロスボックスもそれぞれのキャラクター(星座)に合わせてデザインされてあります。現在アイオリア・ムウ・ミロの3体を購入済みですが大きさも同じの様です。

従来のように真ん中から割って中を見ることはできません。

 


いよいよ我らが獅子座の黄金聖闘士、アイオリア様のお目見え。


もう、サイコー。

聖衣はヘッドパーツや腹部などがプラパーツ製となっており、その他はダイキャストアーマーを使用しズシっとした重みを実感できます。

劇中の体のラインにかなり忠実な、細身のプロポーションが再現されています。 聖衣の部位によって金の色味が違っているのも見て取れます。


可動。

素体レベルで別物なので、「ホントにマイスか!?」と疑うほどの可動域を誇ります。肩や腰アーマー裏にはスイング&ボールジョイントが使用され腕や足を上げたりなどのポージングにも対応。このあたりは本家マイスの「冥衣」シリーズなどの技術が応用されているのでしょうか。

 

なにより驚くのは腰の可動ですね。黄金聖衣といえばほぼ全身を覆ういわばフルアーマー仕様なのでこの辺の可動は難しいのでは・・・という不安を見事吹っ飛ばしてきました。さらには状態の”反り”すらも可能。もはや変な笑いが出てきます。

 

ただ、このレオクロスの場合は腰のバックルのパーツが非常にポロりしやすく、腰を動かそうとするうちにすぐ取れてしまい、とても損をしているような気がします。いっそ接着してしまうか?


そして黄金聖闘士といえば、このマント。本家マイスでは布製のマントが付属していましたが、EXシリーズでは思い切ってプラ製に。

 

さらにアニメでお馴染みの裏表で色が異なる点も再現。 3点ジョイントを使用しなびかせたりなどの表情をつけることが可能。

確かに本家マイスだとせっかく本体にポーズをつけても布製マントはそのまま重力に従って垂れているだけなのでいまいち迫力に欠けましたからねw


付属品。

これまでに比べてかなり表情豊かな顔パーツが付いてくるのが確認できます。

 

パーツを交換しマスク無しや、マントを外した状態も再現できます。 手甲パーツはプラ製で取り付けの際はそれぞれの手首に交換します。(左右2セット分付属。)レオの場合はメリケンサックのような形状が特徴的。

また、胸部パーツも可動を意識して小型のものが付属。これはアペンでも見られましたね。



頭部はこのようにフレーム状のパーツとなっており、そこへ髪や顔パーツを取り付けて各表情へ交換する仕組みになっています。これにより従来に比べてかなりスムーズに交換できるようになりました。

通常の顔の他にご覧の4つの表情が付属しています。 欲を言えば幻朧魔皇拳により洗脳されてしまった時の目の赤い顔にも叫び顔が欲しかったところ。


「あれが黄金聖闘士・・・レオのアイオリア!!」

さすがアイオリア様迫力が違います。(←自身が獅子座であるため妄信的に好き)


ほとんどの黄金聖闘士は小宇宙(コスモ)を使った特殊技を使用しますが(五感を奪ったりねw)、アイオリアは自身の拳を最大の武器とし、通常攻撃や必殺技もその拳を使った光速拳で、聖闘士の王道的な戦闘スタイルを誇ります。 星矢からは「聖闘士の鑑のような男」と評されるほど。


「聞け!獅子の咆哮を!ライトニングプラズマ!!」

そんな彼の代表的な必殺技。拳を使うといっても光速の速さで繰り出す技なので、「1秒間に1億発のパンチを相手に浴びせる」というすでに無茶苦茶な技の使い手です(笑)

光速ゆえにその拳の軌道は光の線が走っただけにしか見えないのです。



そんな彼にも欠点が。そう、操られちゃうんです(笑)

序盤から登場しており、星矢たちからアテナの正体や兄・アイオロスの真実を知ってからは星矢たちの力強い味方となるものの、倒しに向かった教皇アーレス(サガ)から幻朧魔皇拳を受け、洗脳されてしまい、星矢の前に敵として立ちはだかってしまうのです。

真っ赤な目が特徴。

 

洗脳が解けて以降はやはり力強い味方として獅子宮を守護。星矢の聖衣修復のため自身の血を提供したりなどの熱い男です。

 

ちなみに聖闘士星矢ではお馴染みの両手を後ろに広げて走る「聖闘士走り」ポーズも再現可能。

 

「! 来るか!!」

ハーデス編では冥闘士(スペクター)討伐に活躍。 冥闘士らからも「まさしく牙を剥いた黄金の獅子」と恐れられるほど。

 


最近OVA「ハーデス十二宮編」を見たばかりなので私の小宇宙もかなり再燃してます(笑)

 

「ライトニングボルト!!」

アイオリア最大の拳。

 


こちらがレオクロスのオブジェ形態。

従来シリーズ同様にオブジェ素体に各聖衣を取り付けて完成させます。


オブジェの形状も旧マイス版からは後ろ足の向きが逆になるなどの変更がされています。

人が四つん這いになってるように見えなくもない。 全身の聖衣はもちろん手首交換に使う手甲パーツさえもここに収まっているのがおわかりになるでしょうか。


そして聖衣を脱いだアイオリア氏(20)。


もはや聖衣装着前提で設計されているためこの状態でのプロポーションなどは二の次といったところですねw

特に肩のあたりは・・・
 

本家マイスの星矢(初期聖衣)とご一緒に。

身長差はこの通り。 EXシリーズは素体からすでに大きくなっていますが星矢あたりと並べるならばこのくらいが劇中のイメージに近いかなぁと。


修行時代やコロッセオでの聖衣争奪戦からの付き合いがあり、星矢の良き兄貴分ってところですね。ゆえに信頼も厚い。


「どうしたっていうんだアイオリア!!」「今のアイオリアから感じる小宇宙は・・・まるで悪鬼!!」

だからこそこの時はとんでもなかったことでしょう(笑)


「アイオリア!正気に戻ったんだな!」
しまった、シャイナ&カシオスセットまだ買ってないんだよな・・・


「立て!立ってシャカにしたように、3人1度に仕掛けてこい!今度は、このアイオリアが受けてやる!!」
ハーデス十二宮編ではサガたちを容赦なくボコります。 攻撃を受けてやると言いつつもやる気まんまんw

 

旧マイス版との比較。

身長の変化は上で星矢との比較の際触れましたが、聖衣装着時のプロポーションも大分変化しています。 なにより脇を閉じれるようになった点は大きい。カラーリングも異なっていますね。
顔については・・・うん(笑)

そういえば旧マイスのアイオリアって黄金聖闘士の第1弾として発売されたんですよねぇ・・・ これでEXでも1弾として発売してればもっと違った感動があっただろうな。

 

旧マイスにアペンを移植して見直し。

アペン移植で大分変ったと思ったのにEX化でここまでの変化を持ってくるとは恐ろしい次第です。
 

EXシリーズの中でもかっこいい出来な方のアイオリアですが、私としてはアペン顔(左)の方が好みかな。
髪の色はEXの方がアニメ劇中に近いイメージになってるんですけどねぇ。

 

つまりこういうことか!

・・・といってもジョイントが別物なのでただ乗っけてるだけ。そのまま移植するには難しいところ。
 

以上、マイスEX・アイオリアでした!!

 

アペン移植後以上の感動が待ち受けていたとは思いませんでした。特に私はとにかく動かして遊ぶ派なのでこの可動範囲については感涙モノ。

長年蓄積されてきた装着トイのノウハウと、新技術によるこの進化はとても素晴らしいです。

 

また、多彩な表情パーツも魅力。本家マイスでも多少顔のオプションが増えてきたところですがEXシリーズではこれがデフォになっていく模様。人間キャラのフィギュアはこうでなくては!と思わせてくれます。

 

他にムウ、ミロまでは買っているものの肝心の第1弾のサガは今やすっかりプレミアついちゃって入手困難に; CMでもフィーチャーされている商品だし、早いとこ再販かかると嬉しいんですけどねぇ。