富める人にも、貧しい人にも、

幸せな人にも、そうでない人にも、

 

2000年以上前の人々にも、

現代を生きる我々にも、

 

時間も場所も境遇も越えて、

 

誰にも

1日24時間=86,400秒

 

という時間が与えられています。

 

 

そして、

 

地球は決して逆回転しないように、

過ぎていった時もまた、戻ってきません。

 

 

二度とやってこない、

今日という日、この時を、

 

楽しく、賢く、有意義に

使っていきたいですよね。

 

 

それにしても、

1日はなぜ「24」時間と決められたのでしょう?

 

通常使われる10進法でも、

時間や分と同じ60進法でもなく・・・?


 

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“God gave you a gift of 86,400 seconds today. 

Have you used one to say thank you ?” 
 

「神は今日あなたに

86,400秒という贈り物をくれました。

あなたはそのうちの1秒でも

感謝することに使いましたか?」

(ウィリアム・アーサー・ウォード)

 

 

ウィリアム・アーサー・ウォード(1921-1994)

は、アメリカの作家・牧師・教師で

 

「アメリカ人の中で

最も格言が引用された作家の一人」

といわれています。

 

 

“Today is a most unusual day, 

because we have never lived it before; 

we will never live it again; 

it is the only day we have.” 

 

「今日という日は最も特別な日だ。

私たちはかつて今日を生きたことはなく、

今日を生きることは二度とできず、

今日という日はたった1日しかないのだ」

 

 

 

今日という日は、

 

「人生で最初で、かつ唯一の1日」

 

 

そして今日も、

 

86,400秒という新しい時間が

私たちの手に入ったのです。

 

 

それは、必ずしも

当たり前のことでは

ないのかもしれませんし、

 

それだけでも、

十分に感謝すべきことと

言えるのではないでしょうか?

 

 

1日のうちのたった1秒だけでも

「感謝の気持ち」

を持つことに使って

 

今日というこの日をさらに

「有意義なものであった」

と感じられる日に

していきたいですね。

 

 

“Feeling gratitude and not expressing it is like wrapping a present and not giving it.” 

 

「感謝の気持ちを感じていながら

それを表現しないこと。

それはプレゼントを包んでおいて

渡さないようなものだ」

 

 

そんなものかもしれませんからね。

 

 

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“Do more than belong: participate. 

Do more than care: help. 

Do more than believe: practice. 

Do more than be fair: be kind. 

Do more than forgive: forget. 

Do more than dream: work."

 

「所属するより、参加するのです。

心配するより、助けるのです。

信じているより、実践するのです。

公平であるより、親切にするのです。

許すより、忘れるのです。

夢見ているより、動くのです」

 

 

二度とこない今日という日を

最高のものとするために、

 

「もう一度やり直したい」

などと考えないですむように、

 

 

今日という日のこの時間、

この24時間、この86,400秒、

 

最大限、

有意義にしていきたいですよね。

 

 

そのために、

 

“Before you act, listen. 
Before you react, think.
Before you spend, earn.
Before you criticize, wait.
Before you pray, forgive.
Before you quit, try.” 

 

「行動する前に、聴くのです。

反応する前に、考えるのです。

費やす前に、稼ぐのです。

批判する前に、待つのです。

祈る前に、許すのです。

やめる前に、試すのです」

 

 

限られた時間の中で、

 

すべきこと、すべきでないこと、

そして行動していく優先順位、

 

正しい選択をしていく必要がありますね。

 

 

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“It is wise to direct your anger towards problems -- not people; to focus your energies on answers -- not excuses.” 

 

「怒りは人にではなく、

問題に対して向けるといい。

あなたのエネルギーを

言い訳に対してではなく、

問題を解決することに

集約するために」

 

 

エネルギーの浪費は

時間の無駄にもつながるもの。

 

だから

時間を大切にするには、

 

限りがある私たちの持つ

エネルギーの使い方、

 

そのための気持ちの使い方も

考えるべきでしょう。

 

 

"The pessimist complains about the wind; 
the optimist expects it to change; 
the realist adjusts the sails."

 

「悲観主義者は、風に文句を言う。
楽観主義者は、風が変わるのを待つ。
現実主義者は、帆を動かす」

 

 

何もせずに文句をいっているのは

時間とエネルギーの浪費。

 

その場でただ願っているだけでは、

時間はただ流れていってしまうだけ・・・

かもしれません。

 

 

問題を解決しようと決心して、

今自分にできることをした者だけが

状況を変え、成功への道を

開いていくのです。

 

それが現実なのです。

 

 

1日は誰にとっても24時間。

 

この時間を意識し、

この時間が与えられることに感謝し、

 

適切な行動を繰り返し、

適切なエネルギーの使い方をして

 

二度と戻らない今日という日を

 

最大限、

有意義なものにしていきましょう!!

 

 

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価値ある人生を作る / ウィリアム・ジェームズの世界 II

 

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1日はなぜ24時間なのか?

 

通常使われる10進法でも、

時間や分と同じ60進法でもなく・・・?

 

 

紀元前1500年頃のエジプトで誕生した

日時計は日が出ている時間(=昼)を

12に分割したものでした。

 

そして次に古代エジプト人たちは、

昼だけでなく夜も12分割したそうです。

 

 

しかし

「昼と夜それぞれを12分割」

では季節によって時間の長さが変るため、

 

紀元前2世紀にギリシアの天文学者 

ヒッパルコスが

 

「1日の昼と夜を平等に24分割する」

 

と唱えたことが現在の

 

「1日は24時間」

という考え方のもとになったそうです。

 

 

では、そもそもエジプト人はなぜ

昼/夜を「12」という数字で分割したのか?

 

それは「指で数えるのに都合が良い」

というのが有力説だそうです。

 

 

12は「親指以外の指の骨の数(=3つ×4本)」で、

 

右手の親指で右手の人差し指から

小指へと関節を触れていき、

 

12個触りきったら左手の指を1つ曲げる。

 

この方法、

12x 5 = 60まで左右の指を使って

数えることができるという、

地味に優れものの方法です。

 

(詳しくはこちらをどうぞ)