どんな時でも気持ちを乱さず、

やさしく、明るく、朗らかに・・・。

 

そうありたいものですよね。

 

 

そうは、わかってはいても、

 

世の中は毎日

いいことばかりとは限らないものですし、

 

山ほど、むかつくことがある日が

来ることも、

 

残念ながら避けることは

できないのかもしれません。

 

 

そして、

 

どういうわけか、

いやな気持ちでいると、

いやなことが重なるものですよね。

 

 

今日何が起こるか?

明日がどんな日になるか?

 

それは、自分の力では

コントロールできない以上、

 

受け入れるしかないことかもしれません。

 

 

だけど、

 

自分の気持ち、

心の状態、

 

それらは自分の力でコントロール

できるもの。

 

 

たとえば、

 

イライラしてしまっている時は、

自分のその気持ちに気づいて、

じっと鏡に自分の顔を映してみませんか?

 

ハーバード大学の研究結果によると、

 

人は鏡を見ると、

精神が安定するとのこと。

 

 

それは、

鏡の中に映る自分の顔をみる時、

 

人は無意識に

「いい顔」をしようとするもので、

 

そのいい顔をみて、

自信を取り戻せるから・・・

 

と言われているそうです。

 

 

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“When we seek to discover the best in others, we somehow bring out the best in ourselves.” 


「私たちが他人の中に

最高のものを

発見しようとする時、

私たちはどういうわけか

自分自身の中の

最高のものを引き出す」

 

(ウィリアム・アーサー・ウォード)

 

 

日本でも、

 

「人こそ人の鏡」

 

という、ことわざがあるように、

 

 

人は他人をよく見ていると、

 

まるで

鏡を見ているかのように、

 

いつの間にか

 

他人という「鏡」の中に、

 

自分の姿を見いだすもの

なのかもしれません。

 

 

人はついつい

自分のことは棚に上げて、

他人の悪いところにばかり

目をやってしまい、

 

気分を害してしまいがちですが、

 

 

他人のいいところを

見ようと心がけていれば、

 

その「鏡」の中に、

自分の素晴らしい姿もまた

映っていく。

 

そして

 

気分もよくなり、

自分を成長させていくこともできる・・・。

 

 

そういうものかもしれませんね。

 

 

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「人こそ人の鏡」

 

ということは、

 

 

人をよりよい方向に導くための

方法を知るということは、

 

自分をよりよい方向に導くための

方法につながる・・・

 

ということにもなるのでしょう。

 

 

"Flatter me, and I may not believe you.
Criticize me, and I may not like you.
Ignore me, and I may not forgive you.

Encourage me, and I will not forget you."

 

「お世辞を言われたら、

あなたのことは信じない。
批判されれば嫌いになる。
無視されれば許さない。
勇気づけてくれれば忘れない

 

 

他人を導く時も、

自分を導く時も、

 

大切なことは、

 

 

心ない言葉でおだてるのでも、

欠点ばかりを指摘するのでも、

興味をなくして放置するのでもなく、

 

 

必ず今よりもっとよくなることができる

 

そう信じて、

勇気づけること。

 

 

そして、

 

“A true friend 

knows your weaknesses but shows you your strenghs; 

feels your fears but fortifies your faith; 

sees your anxieties but frees your spirit; 

recognizes your disabilities but emphasizes your possibilities.”

 

「真の友は

あなたの弱さを知りながら、

あなたの強みを示し、

あなたの恐れを感じながら、

あなたの自信を強化し、

あなたの不安を見ながら、

あなたの精神を解放し、

あなたの無力さを認識しながら、

あなたの可能性を強調する」

 

 

他人にとっても、自分にとっても

 

真の友

 

であること。

 

 

人の中には、

 

弱さも、恐れも、不安も、無力さ

もあることを認めながら、

 

強さと、自信と、安堵と、可能性

 

を見いだし、示していく。

 

 

そう心がけて、

 

 

人を導き、

自分自身をも導いていく

 

 

私たちも

そんな存在でありたいですね。

 

 

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人はそれぞれ、

性格も、おかれた環境も違うもの。

 

 

だから

 

他人の導き方も

自分の導き方も、

 

そのやり方は、

人によって様々なやり方が

あるのでしょうし、

 

そこに、

 

絶対的な正解というものはなく、

 

もしかしたら、一見

不正解に見えるようなやり方も、

 

 

状況によっては、

 

そして

 

相手を本当に思う気持ちをもって

 

勇気を持ってそのやり方を

選択したのなら、

 

 

それもまた、

正解となるのかもしれませんね。

 

 

 

最後に、

ウィリアム・アーサー・ウォードの

この言葉をお伝えして、

 

今回は終わりたいと思います。

 

 

“Every person has the power to make others happy. 
Some do it simply by entering a room 
others by leaving the room. 
Some individuals leave trails of gloom; 
others, trails of joy. 
Some leave trails of hate and bitterness; 
others, trails of love and harmony. 
Some leave trails of cynicism and pessimism; 
others trails of faith and optimism. 
Some leave trails of criticism and resignation; 
others trails of gratitude and hope. 
What kind of trails do you leave?” 

 

 

「全ての人は

人を幸せにする力を持っている。


単に部屋に入ることによって

それをする人もいれば、

部屋を出ることによって

そうする人もいる。


憂鬱な道を残す人もいれば、
喜びの道を残す人もいる。


憎しみと苦味の道を

残す人もいれば、
愛と調和の道を残す人もいる。


皮肉と悲観的な道を

残す人もいれば、
信頼と楽観的な道を残す人もいる。


批判とあきらめの道を

残す人もいれば、
感謝と希望の道を残す人もいる。


あなたはどのような道を

残しますか?」 

 

(ウィリアム・アーサー・ウォード)