ブレーキを外して身体の可能性を目覚めさせる方法 | 身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

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美しい姿勢、変幻自在な動き、対人関係におけるベストな「間」、疲れにくい体質の構築など、身体を「思い通り」にデザインする方法、整体施術をレベルアップさせる方法についてお伝えします。


ブレーキを外して身体の可能性を目覚めさせる方法

こんにちは、山崎です。

駅まで歩こう。

と思っても、
両足が紐で縛られていたら歩けません。

駅まで到達する
という目的が達成されません。

心に決めた目的を達成するには、
身体のブレーキを外すことが大切です。

身体のブレーキには2種類あります。

1)肉体的なブレーキ
2)心理的なブレーキ


です。

今日は肉体的なブレーキの外し方を
お伝えすることで、

心をアクティブにして、
新たな可能性を目覚めさせる方法を
お伝えします。

身体の可能性を開花させる
ということです。


何か心が動いて「やってみよう」と
思ったとしても動けない場合、
行動を起こせない場合には、

上の2種類のブレーキがあるかも
と自己分析してください。


肉体的なブレーキは、筋肉の緊張です

筋肉の多くの箇所は

無意識レベルで緊張しており、
酸欠状態であり、
ストレスが掛かっており、
重たくなっています。

厄介なのは「無意識」だということ。

肉体的なブレーキが掛かっているけど
顕在意識には上がってこないから、
肉体的なブレーキが掛かっていることに
気付けない。

アクセルとブレーキを
同時に踏んでいるから前進できないのです。


ブレーキを外せば前進できます。


この肉体的なブレーキを外すには、
自分の身体を内観(モニタリング)する
訓練が必要です。

訓練を開始して最初の数年間は、
内観(イメージ)よりも大切なのは、

実際に身体を触って確かめること。

です。

この作業を疎かにしたモニタリングは、
思い込みレベルのイメージで終わる
可能性が高いので、

モニタリングの精度を高めるためにも
身体を触ることが大切。


他にも
モニタリングの手段として有効なのは
「ストレッチ」です。

ストレッチの最中にはブレーキが掛かっています

ストレッチはブレーキなのです。

ストレッチは「伸びている」という
強烈な臨場感を実感できる特性もあり、
この特性を利用します。

例えば、
長座位体前屈をします。

座った状態で両足を前に伸ばすと、
太ももの裏側であるハムストリングスが
ストレッチされ、
ブレーキも掛かります。

ブレーキの小さい人は、
体前屈できる範囲が大きい(柔軟性が高い)
のですが、

ブレーキが大きい人は
ハムストリングスに強い緊張が掛かって、
それ以上前屈できなくなります。


無理に前屈すると身体を痛めます

ここで太ももの裏側のブレーキを利用して、
太ももの裏側は軽い「痛み」を感じた程度で
ストップさせます。

すると、
あまり前屈できませんが、
それでOK。

一般的なストレッチは、
そのままの状態を数十秒(約90秒)間、
維持することで

ハムストリングスを
生理的に弛緩させる(ゆるめる)
ことにより、
柔軟性を高めるという目的を達成させます。

これが
スタティックストレッチ(=ストレッチング)。


更に大切なことは、
可能性の開花です。

太ももの裏側に
ブレーキが掛かっているなら、

今まで眠っていた
背中や腰の筋肉を利用して、
背中や腰の可能性を覚醒させるのです。

太ももの裏側を無理やり伸ばすのではなく、
途中でやめて生理的に弛緩させるのではなく、

積極的に眠っていた筋肉を覚醒させる方法を
模索するのです。

対象と対立せず、
模索から成功へと導くプロセスを、
古武道では「往なす(いなす)」と呼びます。

太ももの裏側を伸ばすストレッチで
限界を感じたら、
限界をリニア思考(直線的思考)で
突破しようと試みるのではなくて、

他の眠っている箇所に視野を広げ、
眠っている箇所の可能性を引き出すのです。


今まで眠っていた筋肉(背中や腰)の可能性に
視点を向けるのです。



身体のブレーキが掛かった時や、
人生の行き詰まりを感じた時は、

今まで
眠っていた箇所(盲点)にも視野を広げ、
自らの可能性を模索してください。

対象と
対立せず、往なすのです。

こうして世界観を広げて、
身体だけでなく人生の可能性までも
目覚めさせてもらえたらと思います。



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