身体の使い方セミナーシリーズが終了しました | 身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

身体の使い方をレベルアップさせる秘訣を公開しています。

美しい姿勢、変幻自在な動き、対人関係におけるベストな「間」、疲れにくい体質の構築など、身体を「思い通り」にデザインする方法、整体施術をレベルアップさせる方法についてお伝えします。



● 身体の使い方セミナーシリーズが終了しました


こんにちは、山崎です。

身体の使い方セミナーシリーズが昨日で終了しました。

セミナーでは、武術研究家の甲野善紀氏がテレビなどで披露される『平蜘蛛返し』オリジナルバージョンなどの旦那芸も取り入れてみました。



※これは甲野善紀氏の映像なので、オリジナルバージョンの動画は後日セミナー参加者に配布します。



これはそこまで難しい技術ではありませんが、普通の人は『筋力VS筋力』の構造で相手を持ち上げようとしてしまいますから、硬い頭を柔らかくするには面白い技術だと思って取り入れてみました。

フワッとひっくり返された感触が残っていると思うので、常にああいう感触で人を触るように、また道具を扱うように心掛けていただければと思います。

あれ(平蜘蛛返し)を幾ら訓練しても旦那芸で終わるので、職人芸に到達するには原理をコツコツと地道に訓練していくことが大切です。僕も自分がそうなれるように毎日を過ごしています。



昨日、特に驚かれたことは『肋骨の筋膜の方向』ではないでしょうか。

身体の調子が悪い人の肋骨の筋膜の方向は『求心性』に働いてしまっています。体調が優れない時には、背中や脇の下の筋膜がパンパンにはってしまって、身体に余裕がないストレス状態に陥ります。

調子が悪くない人でも筋膜は求心性に働いているので、どうしても腕の力や足の力に頼らざるを得ない状態になります。そんな身体で他人を触っても相手は緊張してしまうだけです。

それを僕が補助をして『遠心性』に修正すると、力まずとも相手に力が伝わって、相手が思わず膝から崩れ落ちてしまうという体験をしていただきました。


普通の人の身体の使い方は、

『自分の身体が緊張し、その緊張が相手の身体にも伝わって反応され、膠着状態に陥っている』

ということ。

今回は僕が『肋骨の筋膜の方向性』を補助によって是正しましたが、本来は自分で方向性を是正すべきです。そうすれば、施術の場面に於いても『快の刺激』を提供できるセラピストに近付けます。

方法論もセミナーでお伝えしたので、ビデオ受講の方は編集後のビデオをご覧いただければと思います。



話は変わりますが、先日難波駅から自宅まで徒歩で帰宅しました。

途中、逆走したりハプニングに遭遇したりして、5時間20分掛かってしまいましたが、翌日はどこにも身体に痛みが出なかったので、僕もまだまだ中年のおっさんの身体じゃないと自負できました。

見た目は中年のおっさんかもしれませんけどね。


まずは、ゴールを決めること。

この場合であれば「自宅に歩いて帰る」と強い決意を持つことが最初に大切で、GoogleMapで道を確かめながら歩いて帰れると確認すること、が次にやるべきこと。

しかし、歩いて帰る途中には、想定外のハプニングや道を間違えるなどの困難に遭遇します。

それでも「自宅に歩いて帰る」と決意していれば、困難は必ず乗り越えられるので、あなたも同じように

「ゴールを決める」

という決意を最初にしてみてください。


個人的な次の目標は、球速140km/hへの挑戦です。

肋骨の筋膜の方向性も是正され、腕が随分と自在にコントロールできるようになってきたので、あとは下半身からの連動を実感しながら、指先に力が伝えられたら球速140km/hも実現可能だと思っています。

いつまでも現状に満足せず、高い志を持ち、実践し続ける人間は美しいと思うのです。



現状で停滞している人間に、きっと魅力はありません。

僕は自分のポテンシャルを身が引きちぎれるほどに引き出して、一度しかない人生を全力で謳歌していたい。

同じように自分の可能性を最大限に発揮したいと思っている人と共に人生を歩めたら、これほど嬉しいことはありません。