●敵を知り、己を知れば、百戦危うからず
こんにちは、山崎です。
今日は7月1日ですね。
2013年も残すところ半年になりましたが、半年前ぐらいにアップした2013年1月ぐらいの動画を見て振り返ってみました。
半年前の自分を恥ずかしく思う気持ちは毎度のこと。
半年前、一年前にアップした動画やメルマガ記事、ブログ記事などを振り返ると、自分の実力不足に対して恥ずかしくなるばかりです。
僕は10年以上ブログを書いていて、過去はYahoo掲示板で健康関連の『Q&A』に回答者として答えまくっていましたが、過去の自分の日記や回答は「幼稚だった」と後で恥ずかしくなります。
ただ、失敗は成功のもととして開き直っています。
恥ずかしいと感じられるのは、半年前の自分よりも成長しているからでしょうが、今日ここに書くことも、動画をアップすることも、おそらく半年後には恥ずかしく感じてしまうと思います。
それでも、現段階でのベストとして表現すること。
を心掛けると、ベストを尽くしたことに対する後悔は軽減できると思います。
最近、『昭和の剣聖』と称された剣道十段の持田盛二氏、『柔道の神様』とあがめられた柔道十段の三船久蔵氏ら70代後半の頃の動画を見ていますが、このような映像は現代に生きる我々にとって貴重な財産になります。
もちろん、見るだけというのは論外で、美しい姿勢や合理的な動きを(実践的に)作っていく上で、貴重な財産になるということ。
我々にとって動画は貴重な財産ですが、最高を極めた技術の『背景』に触れることも大切だと思うので、自分を高めたいと思っている人は、彼らの『著書』に触れてみることをお勧めします。
自分に足りないことや課題が発見できるから貴重なんですね。
1冊1万円以上するプレミア価格がついている本もありますが、それだけ価値があると思って、「価格を気にせず購入する」という心掛けを持っていると、現代に於いても貴重な存在になれる可能性が高くなります。
多くの人は「高いから」という理由で購入しませんから、
アホになって(価格を気にせず)買える人間の方が、後々の賢人になれる可能性が高いのではないか。
と僕は思っています。
毎月5万円以上が本代として飛んでいくアホになっていますが、賢人からしてみると「いやいや、それが普通だろ、むしろお前など研究心が足りない」という指摘が飛んでくると思います。
お金がないけど勉学に励みたい人は、図書館にある本を全部読むぐらいのつもりで挑んでみてください。
僕も以前は図書館に入り浸っていましたが、近所の図書館では物足りなくなって、他の図書館に足を運ぶこともありました。
近所の図書館に本がなければ、大きな書店でも本を読めますから、休みの日は1日中、大きな書店で過ごしてみるなんて手段もあるでしょう。
「後々買うから今は勉強させてね」という態度で挑むと、書店の店員さんも嫌な気持ちが少なくなるかもしれません。
僕は心情的に本屋さんに居座ることができないので、気になった本があれば取り敢えず購入するようにしています。
取り敢えず購入してしまう本もあるので、家に帰ったら読む気がなくなって放置している本も結構あります。
敵を知り、己を知れば、百戦危うからず(孫子の兵法)
サラリーマンから独立をして起業しようと考えている人、サラリーマンで抜きん出た存在になりたい人、既に独立している人などに知ってもらいたいことを紹介します。
女性性が強い人は「相手を打ちのめしてやろう」「こいつを世の中から抹殺してやろう」という攻撃的な気持ちを持たないが故に、
相手も自分に攻撃を加えないと思いがちです。
僕はこの世の中の風潮を「甘い」と危惧しています。
あなたが好む好まざるに関わらず、最近ニュースを賑わしている『通り魔』が存在するように、資本主義社会で利益を生み出そうと思ったら、必ず敵(あなたを攻撃する人)が存在すると思っておいた方が賢明です。
日本人はお人好しで平和ボケしていることを知っている諸外国から攻められる可能性があることに対して危機感を持つべきです。
ですから、自分や家族、そして国などを攻撃する人が目の前に現れた時に備えて『負けない技術』を身に付けておくべきだと考えています。
そのためにやるべきことは、
敵を知り、己を知ること。
孫子の兵法に於ける『敵』とは、現代においてライバルの存在のことを指す以外にも、応用することができます。
資本主義社会の仕組みを知ること、顧客のことを知ることなども『敵を知ること』に置き換え、『外部』を知ることの重要性を指していると僕は考えています。
また、己を知ることですが、内観することだけが己を知ることではなく、
『外部との関係に於ける自分の立ち位置』
を知って欲しいと思うのです。
地方競馬で抜群の実力を誇る馬がいたとしても、中央競馬に進出してみると全く歯が立たない実力かもしれないので、地方競馬で活躍できる実力なのか、中央競馬でも活躍できる実力なのかを知る必要があるということ。
また、実力不足の場合でも、自分は地方競馬で「実力がある」ともてはやされて満足してしまう側の存在なのか。
それとも、中央競馬で戦ってみたい志がある存在なのか。
と、自分の気持ちを知ることが大切だということです。
「馬がそこまで考えている」わけではないので、馬の気持ちを自分に置き換えて考えてみてください。
「この両方が備わっていれば、百戦戦っても、負けない存在でいられる」と孫子は教えてくれたと僕は思うのです。
独立前の人は、
「会社の給料が安い」なんて思わないこと。
僕は会社から給料を貰い過ぎだと自覚できたので、サービス残業をしようが残業代を申請することを辞めましたし、雇ってくれていることに対して感謝の気持ちがありました。
客観的に自分の実力を見積もって「ようやく独立できる」と思って行動を起こしても、2年間ほどは鳴かず飛ばずだったので、やっぱり社会に対する認識が甘かったのです。
たぶん、多くのサラリーマンは過去の僕より現状認識が甘いでしょうから、おじさんの独り言に対して積極的に耳を傾けてくれる人に知ってもらいたいと思います。
キーワードは、(積極的な)コミュニケーション。
自分との対話、他者との対話を積極的にして、客観的に『観察』すること。コミュニケーションを深めていくことで「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」の状況に近付くことが可能となります。
色メガネで自分の実力を過信したり、他者や社会を甘く見ず、着実に自分の実力を高めていく準備を進めていきましょう。
【手首の使い方】
【平蜘蛛返し】