バランスを鍛える | 身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

身体の使い方をレベルアップさせる秘訣を公開しています。

美しい姿勢、変幻自在な動き、対人関係におけるベストな「間」、疲れにくい体質の構築など、身体を「思い通り」にデザインする方法、整体施術をレベルアップさせる方法についてお伝えします。



● バランスを鍛える

こんにちは、山崎です。

「現代は女性性が強い時代」だと木坂さんは言われます。

「女性が強い」という意味とは少し違い、草食系男子と呼ばれる人たちが多いように男性の中にも女性性は存在しており、男性の中にある女性性が表面化しても受け入れられる社会になってきています。

以前は、サービス残業なんて当たり前であり、「寝ぼけたことを言うな」で終わったものが、現代では『ブラック企業』として扱われるような社会。

ですから、男性性ゴリゴリの企業は、女性性とのバランスが取れないと、社会とのバランスを取ることが難しいと思います。


ただ、知っておいて欲しいことは、

女性の中で活躍している人は『男性性が強い』という特徴があるということ。

女性性が強い時代だからと言って、ふわーっと適当なことを言っていてごまかしている人は『女性性と男性性のバランス』が取れていないので、『時代に求められる人材』として活躍することは難しいのです。

コミュニティのリーダーとして活躍するには男性性も必要なのです。

自分は男性性、女性性のどちらに傾いているのか、他者が何を求めているのかを「察する」ことができれば、場面に応じた性を表現できるのではないかと思います。

女性性が強すぎる人は男性性を鍛えておくべきであり、マツコデラックスのような(知性のある)オカマを参考にすると良いかもしれません。。


例えば、自律神経であれば、交感神経と副交感神経のバランスが取れていると、心身を健康体へと導くことができます。

現代は、副交感神経が強い時代であり、少しのストレスにも耐えられない人、ストレスから逃げてしまう人が多い時代です。

副交感神経系の匂いを醸し出せば反応や共感を得られるかもしれませんが、現実社会はまだまだ男性性の強い社会ですから、それだけでは対象者を『心身の健康体』へと導くことはできません。

ですから、副交感神経の匂いを醸し出しながらも、現実社会は交感神経が強いのだから、時にはストレスを与えて『踏まえて乗り越えられる存在』へと育てていくべきだと思います。



先日、メルマガで『ヨコミネ式幼児教育法』について書きました。

横峯吉文氏が指導した幼児は、クラスの全員(4歳児)が絶対音感を持っており、クラスの全員(5歳児)が跳び箱10段を跳べる逆立ち歩きができます。


これらの能力を高めるには、

・才能開花の法則を理解し
・4つのやる気スイッチを入れる

この2点を重要視した教育すること。


ヨコミネ式の教育を受けた幼児たちは、高い身体能力だけでなく、優れた知性も持ち合わせています。スパルタで教育されたわけではないので、幼児たちの表情はイキイキとしています。

幼児自らが率先して『能力を高めること』が喜びになるよう『学ぶ力』を育て、世界に通用する日本人を輩出しようと志しておられるんですね。

本来性のポテンシャルを最大限に引き出す方法を知っている

という点で、大人への指導でも横峯氏の指導法を参考にさせてもらっています。


現代人が横峯氏の育てた幼児を見ると、「あれはやり過ぎだ」と揶揄する人も多いでしょう。

しかし、横峯氏の教育を観察していると、男性性と女性性のバランスが取れた教育をされています。

クラスの中で跳び箱が跳べない生徒がいると、できる生徒ができない生徒を本気で応援しているのです。

「自分だけができれば良い」

そう思う生徒を育てているのではなく、自分の能力を高めることに喜びを感じながらも、仲間の成長を喜べる生徒を育てておられるんですね。


男性でも女性でも『女性性』が強すぎると、他者の応援はするけれども『自分の能力を高めずに応援する』という構図が出来上がる傾向にあります。

それは「馴れ合い」であり、馴れ合いに成長はありません。

それでは、厳しい社会に晒された時に活躍できるはずがないので『過去の自分を超える』という男性性を鍛えながらも、女性性とのバランスが取れた存在になってもらいたと思います。