過去の自分を超えるという感覚を持ってみる | 身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

身体の使い方をレベルアップさせる秘訣を公開しています。

美しい姿勢、変幻自在な動き、対人関係におけるベストな「間」、疲れにくい体質の構築など、身体を「思い通り」にデザインする方法、整体施術をレベルアップさせる方法についてお伝えします。



● 過去の自分を超えるという感覚を持ってみる

こんにちは、山崎です。

先月から、身体の使い方セミナーシリーズが始まりました。

北海道や岩手県、宮城県など、遠くから大阪まで足を運んでくれる人がいるのは嬉しいことです。「そこまでして得たい」ことだと思ってくれているので。

終了後のカフェでは、「大阪で就職(転職)しようと思っている」という意思を示してくれました。彼の将来を考えると『賢い選択』と思うと同時に、改めて気を引き締めなければとも思います。

セミナーの動画が届いたので確認しましたが、一観客になって見入ってしまいました。

自分が観客になった立場で見ても面白かったので、ビデオ受講コースの方も編集後にお送りする動画を楽しみにお待ちくださいませ。


その一方、自分の課題である“首”が、相変わらずダサい使い方をしていることも分かりました。

課題である首の位置を修正する方法も早速発見できたので、今日は首の位置を修正する方法について書いてみます。

股関節の使い方も新たな発見があったので、メルマガに書いてみました。


セミナーなどに参加して初めて取り組むと『出来ない自分』に遭遇します。

しかし、

出来ないこと、ダサい自分を発見することは、恥ずかしいことではありません。

・ダサい姿勢を放置することが恥ずかしい。
・ダサい姿勢かどうか分からないことが恥ずかしい。
・ダサいのにカッコつける自分が恥ずかしい。
・ダサい自分を隠している方が恥ずかしい。

僕はこんな感覚でいるので、出来ない自分と遭遇し、立ち止まりそうになってしまった人は、僕の感覚を参考にしていただければと思います。

この感覚でいると、前を向いて進むしかなくなりますから(笑)


ビデオを見て首の位置が相変わらずおかしい自分に気付いたので、首の位置を解消するための動きを考えていました。

すると、子どもの頃に遊びで行っていたエクササイズに辿り着いたのです。


ヨガのポーズにもあるかもしれませんが後ろ回りのようなポーズで、仰向けに寝転んだ状態から、両脚を頭の方向に持っていくエクササイズ。

これを行うと、自分の『腹の硬さ』(みぞおち付近)を再認識できたのです。

「やっぱり、みぞおち付近が硬いのか」
「だから、肋骨が理想的な方向へ行きにくいのだ」
「そりゃ、顎が上がってしまうわけだ」

最近、後ろ回りみたいなポーズは全然やらなかったので、どんな感じになるのか試してみたいと思います。


自分自身の身体の課題を発見する方法は少し掴めたので、次に考えるべきことは『施術への活かし方』です。

このポーズが出来ないクライアントへ、どのような施術で身体を楽な方向へ導いていくかを考えるのが僕の課題。


セラピスト&整体師養成講座のブログにも書きましたが、施術を発見していくプロセスは2パターンあります。

今回は『自分の身体の修正法を認識してから、クライアントに応用する』というパターン。

もう一つ、『クライアントの身体を触っている時に気付いたことを、自分の身体に応用する』というパターンであれば、自分の身体の使い方を上達させることができます。


今、世の中に求められている存在は、

プロよりも、すげぇ素人。

僕は一生懸命に頑張っている姿を他人に見せるのは恥ずかしいので見せませんが、『すげぇ頑張っていること』が滲み出ている人は、他人にも何か伝わるのではないかと思います。

過去の自分を超えることが楽しい。

他人と競うのも結構なことですが、僕は『過去の自分と競う』という感覚を持つことも心掛けているので、この感覚も参考にしていただければと思います。