手首を鍛えるのではなく、手の甲を感じると強い | 身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

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美しい姿勢、変幻自在な動き、対人関係におけるベストな「間」、疲れにくい体質の構築など、身体を「思い通り」にデザインする方法、整体施術をレベルアップさせる方法についてお伝えします。

▶ 手首を鍛えるのではなく、手の甲を感じると強い

スポーツトレーナーの山崎です。


野球でも手首の『スナップを利かす』という非常に抽象的な表現を用いたり、手首の筋トレをやる人までいますが、こちらの動画をご覧ください。





動画の前半は力で押し返している映像で、後半は手の甲から指先に向かって順番に感じながら力を伝えています。


この概念がないために、手首という非常に限定された箇所だけを使っているのでパフォーマンスが発揮できないんですね。



それだけでなく、見た目の美しさにも影響します。





動画の前半は、ただ腕を動かしているだけで、後半は上腕から前腕、手の甲へと順番に感じながら力を伝えています。

美しさと強さは同居しているんですね。



鍛えるという発想は、一般的に一部の筋肉に限定して負荷を加えることを行います。

山崎の言うトレーニングとは、約200ある骨、約500ある筋肉を全て使い切ることをトレーニングと呼んでいます。



この発想が武道や舞踏の『身体の使い方』であり、ただ機械的に身体を動かしているのではないんです。



感じながら動かすは、おそらく体感されないと意味が分からないですけど、

そんな世界があることをみなさんにも知っていただき、普及していくことが僕の役割だと考えています。