▶ 村上佳菜子選手の滑り
スポーツトレーナーの山崎です。
フィギュアスケートのGPファイナルをご覧になられましたか?
今日は女性のダンサーさんとの出張パーソナルトレーニングだったんですけど、身体遊びを通じて『意識』を課題に挙げていました。
安藤美姫選手はジャンプ云々ではなく演技の際の意識が途切れていたので、
「何かおかしいな?」
と思ってみていましたが、最後の足をあげるやつを見て、肩の調子が思わしくないことが分かりました。
彼女の肩はずっと調子が悪いですから、残念ながらトレーナーや治療家の腕が足りていないのでしょう。
一方、村上佳菜子選手は、ずっと
『意識の途切れがない状態』
で滑っていました。
鈴木明子選手も意識が途切れず身体が動かされていましたが、村上選手よりは全体的に意識(身体)がゆるんでしまっているように見えました。
高橋大輔選手は別格ですね。
僕の見方が変わったこともありますけど、
『無駄のない動きと身体を通る運動線の美しさ』
が圧巻でした。
採点基準のことは分かりませんけど、彼らの身体はもはや芸術の域ですね。
僕もその域を目指したいと思います。