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自分にとって不利な状況が起こったり、災難が降りかかってきた時、「プラス思考になれ」とか「ポジティブシンキングだよ」と言われても、ちょっと強引な気がします。
「何とかなるさ~」
と、呑気に構えていられない状況であれば、どうすれば良いのか?
問題が起こった時には、不安や怒りなどという感情によって、自律神経が過剰に交感神経に偏り、興奮系のホルモンが過剰に分泌され、正常な判断が下せなくなります。
もちろん身体もガチガチに緊張し、怒りであれば頭に血が上り、不安であれば血の気が引くような身体の状態に陥ります。
そんな状況の時に、僕のようなパーソナルトレーナーでもお手伝いできることがあります。
それは「身体をゆるめること」です。筋肉の緊張がほぐれてくると、ホルモン分泌や自律神経の興奮が落ち着き、正常な判断がくだせるようになります。
身体をゆるめる方法はいくつかありますが、分りやすいのは呼吸です。そんな時こそ、深呼吸をして脳に酸素を送ってあげると良いでしょう。
そのためには、息を吐きます。息を吐くと自律神経は副交感神経に傾きます。脈を取ると分りやすいのですが、息を吐いた時には脈が落ち着き、息を吸うと脈が速くなります。
これは、すぐに試せるので、実感されたことのない方は、脈を取ってみてください。
このように、身体の作用によって、考え方にまで影響が及ぶことを分かっていただいた上で話をマイナス思考に戻します。
まず、「だる~」と思った時の姿勢を取ってみてください。
どんな姿勢になりましたか?
マイナス思考に陥りやすい身体というのは、身体が丸く猫背な姿勢です。普段から猫背な人は、「よし、やるぞ」と思いにくい姿勢なんです。
![$身体には無限の可能性がある](https://stat.ameba.jp/user_images/20100226/02/shingo-yamazaki-info/f0/06/g/t02200220_0300030010429278989.gif?caw=800)
では、両手を開いて胸を伸ばしてみてください。
その姿勢で「だる~」という言葉を発しても違和感があります。身体が開くと心も開くようになってくるということです。
歩く姿勢で「胸骨を引き上げる」ことをお勧めしているのは、姿勢がキレイに見えるという身体的長所だけでなく、心の面にも大きな影響を与えるからです。
心の影響を書くと文章が果てしなく長くなってしまうので、「今日はこのぐらいにしといたろ」と上から目線で言うわけではありませんが、ここまでにさせていただきます。
呼吸や身体の使い方が、思考にも影響を及ぼします。
身体だけでなく、人間まるごと全体を強く冷静にしていく上でも、身体の使い方を学んでみませんか?
『和身塾』では、そういう身体にしていくことを目的としています。
「私なんかが参加していいんですか?」
と、想像していなかった質問をいただくことがありますが、もちろん大丈夫です。一般の方も参加されますし、運動をしている方にもパフォーマンスが向上するような構成にしていますので、どうぞ安心してご参加くださいね。
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