途中の感想 でも書いたように、明日ちゃんは全体の主役でありながらも各話の狂言回し的な役割も果たしていて、それぞれの話でメインの輝きを放っていたクラスメートに前向きな成長のきっかけをもたらしつつ、その話のメインではないものの脇役としてそこそこの輝きを放っていたクラスメートたちも交えて、それぞれの話なりの幸せな物語を作り上げていました。
ただ、最終回を見て改めて思ったのは、やっぱりこの作品のメインヒロインは明日小路で、明日ちゃんの正妻（？）は木崎ちゃんなんだな、ということ。最終回は体育祭が終わった後、後夜祭で明日ちゃんが演劇部の出し物としてダンスを披露している場面に体育祭の様子が挿し込まれていく構成だったのですが、そのダンスにピアノとバイオリンの二刀流で生演奏を付けていたのが木崎ちゃん。やっぱりこの2人の輝きは圧倒的でした。