MICRO MA-505 tonearm② | しんのすけのオーディオ部屋

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こんにちは(^_-)-☆  しんのすけです

 

 

 

前回は到着時を書きましたが、今回はセッティングです。

使っているプレーヤーBL-77のアームマウントベースを外して付け替えしました。使用中のMA-202と実効長もオーバーハングも同じなので、そのまま使えるはずです。

ベースの型番は裏に記載されておりましたが写真を撮り忘れました。多分「A-1201」のはずです。

 

 

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【専用ベース】

A-1201:MICRO SEIKI / MA - 505X, S, 707x, CF- 1, CF-2, AUDUO CRAFT / AC 300 MK II, SAEC / WE 407/23, TECHNICS / EPA 99

 A-1202:SAEC / WE 308n, 308SX

 A-1203:FR / FR 64, 64S, 14

 A-1204:FR / FR 24 II, 54, DENON / DA 303, 305, 307, 309, 401, VICTOR / UA 5045

 A-1205:MICRO / MA 505X II, S II, 808x, MA 505MK II, AUDIO CRAFT / AC 3000 MC

 A-1206:SME / 3009 S II, S III

 

【MA-505仕様】

■型式 ダイナミックバランス型

■全長 322㎜ ■実効長 237㎜ ■オーバー・ハング 15㎜

■オフセット角    21゜50'

■トラッキングエラー 1.5゜以下 ■針圧範囲 0~3g(直読)

■アーム高さ調整 42~86㎜  

■アンチスケートディバイス あり  ■アームリフター あり

■ラテラルバランサー あり

■カートリッジ自重 13.5~19.5g(シェル含む) 25.5~32g(シェル含む/サブウェイト使用時)

■発売 1975年  ■販売終了 1978~79年頃

■別売サブウェイトB(1,000円)

 

 

 

【セッティング】

 

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有効長で222㎜ですが、ん~ ガタ分目一杯寄せても221㎜ちょい⊕ぐらいにしかならない(測定がちょっと?いい加減ではないが不正確かもしれない)が、とりあえずOK

取付長は従来使っていたMA-202と同じはずなので、どうもおかしい💦 

 

アームの高さ調整はレバーを動かすとスパイラル機構なので比較的使い易いと思います。演奏中に調整することはないけれど、演奏中に高さ、針圧、アンチスケートを調整できるというのが特徴の一つです。

 

問題は「カートリッジ自重 13.5~19.5g(シェル含む)」なのです。手持ちの多くが13g位のシェルにカートリッジを付けますから19.5gってねぇ~ 6割方全滅じゃないかと・・・

まあ、ウエイトのスパイラルの溝外れてスライドさせればバランスは取れるのですが、交換頻度の高いわたしにとってはちょっと操作性悪しです。

スタティックとダイナミックの複合技も可能ですが、その都度針圧計で確認しないとならないので、カートリッジの付け替えが多いわたしには面倒な方法です。

 

正式にはサブウエイトAは付属なのですが、今回の購入品には付いておりません。純正サブウエイトAの質量は19~20gらしいです。

 

追加用のサブウエイト(30g、47g)も売られていますが、30gは付けたくないので自作しようと思案中。取り敢えずハンダを数回巻いてテープ止めしてあります。これで2g程度ですが、ほぼ効果なし(笑)だから、10g~15gかな? 重くても20gで 最小限に留めたいです。

 

 

 

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マイクロのシェルとの相性は良いでしょう!(^^)!

 

 

 

 

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音質は解像度は良好で高域も伸びていますが、カートリッジによってはかなり硬質で派手な感じにはなります。まあ、その辺はマイクロの社風というか設計思想が反映されているのだと思います。意外なのは低域が随分出ている様に感じられること。なので、相対的に中域は多少引っ込む感じになりました。その辺はマルチアンプなので、微調整の範囲です。

 

なお、交換してみて分かったことは従来の設置状態があまり良くなかったこと。具体的にはマウントベースのねじが緩んでいたり、接点が汚れていたりしていました。

 

ですので、今回良くなったところが、アームの差なのか設置状態が正常になったからなのかは判別は不能です。

 

日頃から定期的なメンテナンスの重要性を思い知りました💦   

 

 

次回は音出しの様子を「空間再生録音」にてお届けする予定です(^。^)y-.。o○