こんにちは(^_-)-☆ しんのすけです
audioprojectさんから来たヘッドホンアンプなのですが、いろいろヘッドホンを変えて試聴してみると今までの印象とは全然違うものもあったため、急遽一斉試聴することにしました。
急遽なので、内容的には不十分ですが、なんらかの結論にはたどり着けることでしょう。
なお、試聴機は例によって高級機はなくて廉価品~中級機となりますが、参考になればと思います。
ゼンハイザーHD 530、HD 414CLASSIC、ヤマハHP-2、Superlux HD681B、オーディオテクニカATH-A9、DENON AH-D310、wooden provo
音源はwav.データをPCでfooverで再生しました。
なお、PC側の音量は100%にすると歪み感があるので、80%にしました。
DACは例の付録です。オペアンプは4558Dです。USBケーブルは、WIRE WORLD STARLIGHT USB 3.0 STX(1.0m) を使用
RCAケーブルはテクニカのARTLINK AT-6A48を使用
それでは試聴した結果を表にまとめました。
【エントリー機の7機種】
【関連ブログ】
【評価結果】
【まとめ】
1.順位
1位:ゼンハイザー HD 530
第2位:ヤマハ HP-2
第3位:ゼンハイザー HD 414 CLASSIC
2.考察
きちんとしたヘッドホン・アンプで聴くと、ヘッドホンの本来の性能が発揮できると感じました。一般的なプリメインアンプやプリアンプ、CDプレーヤー等のヘッドホンジャックでは良い音を聴けない場合があります。
特に、最近の安価な機器のヘッドホンジャックでは無理だと感じます。また、DACの付属アンプやオペアンプ使用のヘッドホンアンプでも一部の物を除いては使い物にならないでしょう。
今回のYAP ヘッドホンアンプで一番驚いたのはYAMAHAのHP-2が良い音で鳴ったことでした。C29やROTEL RC-870、純正の組合せのYAMAHA CA-2000でも全然良くなかったので、やっぱり旧いから駄目だと諦めていました。本来のポテンシャルは高いことが分かりました。
ゼンハイザーの2機種は今まで通りの音色ですが、やはり音質のグレードは1ランク上がりました。
意外だったのが、パソコン周辺で常用していた「Superlux HD681B 」がまったく良くない事。多分、安物に繋いだ時に良く鳴る(そこそこ良く聴こえる)様にチューニングしているのだと推測します。なので、まともなアンプに繋げると駄目でやはり価格相応という感じ。オーディオ的には好ましくないという評価に変わりました。
オーディオテクニカは、良いアンプに繋いでも印象は変わらずでした。
意外に健闘したのがDENONのAH-D310。これは従来の機器に刺しても(DACやスマホ等も含めて)イマイチでしたが、YAPのアンプだとそこそこ鳴りました。
最後にwooden ですが、事前の評価と変わらず良くない結果でした。
追記)
・HP-2は後日冷静になって聴くと、高域はかなりナローレンジなので2位の座は微妙。ただし、繊細に出ている感はあり若い人なら聴こえるかもしれない。
・1曲聴くと意外と耳が慣れて来て、普通に聴こえたりします。なので、多数を試聴していると余計に分からなくなる。HP-2とHD414は特に悩む。
・HP-2とHD414は双璧の音色なので、判断が難しい。HD530がやはり標準的な音。
ここまでやるのなら、PC+DACではなくてCDプレーヤーでやれば良かったと思います。
【結論】
・ヘッドホンアンプは重要。
・やはり専門メーカーの名のある機種はきちんと鳴る。
・スピーカーの違い以上にメーカー、機種の違いで音色の差が大きい。
・普及帯又は廉価品(特に中華圏製)は安いアンプに繋ぐことを前提に作っていると思われ、オーディオ的には不適なものが多い。
以上です。
あとで、若干の訂正が入る可能性があります。
追記)
・評価結果を一部改訂(HP-2とHD414)










