始動!!あの人に届け!亡き友人宅庭地の「ちっちゃなお花畑化プロジェクト」⑨ | 信濃路てんこ盛り

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「フクロナデシコ」の種をまいた1週間後に襲来した寒波の影響で、育苗箱が深い雪に覆われ、その影響からか発芽せず…

 

波乱の幕開けとなった2024年3月、花壇作りの2年目がスタートしました。

 

このまま2年続けて、発芽しない事態を迎えるのか?

 

いつまでも様子見という訳にもいかず、4月1日時点で発芽が見られない場合は、種の追加購入に動く事を決めました。

 

果たして発芽はあったのか?、種を購入する事態となったのか?

 

それでは、引続き4月の状況をご報告します。

 

 

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叔母の訃報・種まき後の寒波襲来・水路決壊という、相次ぐ悲劇に見舞われた3月の状況はこちらです。

 

 

「長野県内全77市町村」踏破の総括をしていた為、本記事アップが大幅に遅れてしまい、申し訳ございません。

 

●2024/04/01 水やり

 

繰り返しになりますが、当番である4月1日時点で発芽が確認出来ないようであれば、種を追加購入します。

 

その判断日を迎えましたが…やはり発芽の気配すらありません。

 

ネットによると、種まきから発芽までは5~7日程度との事。

 

3月14日に種まきしてから、今日で18日目。種をまいた育苗箱が雪に覆われる事態もあって、さすがに発芽は厳しいか?

 

で予定通り、種の追加購入に動きました。いまさらリスク分散もないけれど、3県から合計1100粒をフリマで購入。

 

ところで「フクロナデシコ」の花言葉は…「未練・しつこさ」。

す、凄い!今の私、そのままじゃん!

 

●2024/04/04 水やり、庭木の剪定、水路補修

 

本日は共同作業日。曇り空で、かなり肌寒い日となりました。


やはり発芽せず、完全にあきらめムード。あまりやる気もしない午前中、知人は庭木の剪定。

 

 

一方の私は、3月に住居近くが湿地帯化する原因となった、決壊した水路の補修を実施。

 

 

午後、メンバーの女性が激励に立ち寄ってくれました。とその時、彼女が何気に育苗箱を覗き、発芽を確認!

 

 

1cmにも満たない二葉ですが、しっかり顔を出しています。

 

種をまいた1週間後、育苗箱の上に雪が積もるという最悪の環境にも耐え抜きました。もの凄い生命力です。

 

今後、発芽数が増えてくるか注視していきます。尚、4月1日に追加発注した種は、数日後に到着予定。

 

●2024/04/09 水やり

 

夜半からの豪雨と爆風で、育苗箱が飛ばされないか心配しましたが、何とか無事でした。発芽数は50を超えています。

 

●2024/04/11 水やり、追加の種まき、草刈り


その後も順調で、発芽数は100を突破しました。

 

 

2000粒の種まきをしたので、現在までの発芽率は5%。

 

しかし既に種まきから1ヶ月近く経過しており、あとどれだけ発芽するのか分かりませんが、多くは望めないはずです。

 

種まき直後の積雪や種の品質の影響もあるかもしれませんが…育苗箱の設置場所が、発芽率が低い主要因だったと考えています。

 

というのは、育苗箱は2つの支柱の上に横渡しに設置しており、真ん中部分が宙に浮いている状態にあります。

 

その部分の下から吹き込んでくる風が、土とともに種も吹き飛ばしています。いくら何でも、土がなければ発芽はしない!

 

 

また、種まきから発芽までの期間が長かったのは、まだ発芽温度に達していなかったのかもしれません。

 

調べてみると、発芽適温は20℃程度のようで、それを待ってたかのように芽吹いたのです。自然って本当に凄い!


さて本日は、追加で購入した種をまきました。箱の底部分から風が吹き上がらないよう、今回は箱を地べたに設置しました。

 

我々も日々勉強し、貴重な経験を実践に活かしています。

 

 

●2024/04/17 水やり

 

3月種まき分の発芽数は120程度か?もう数えられませんが、さすがに発芽の勢いは衰えたようです。

 

庭地では、昨年5月に植樹した2本のサクラのうち、1本で開花が!どこで観るサクラの花より感動しました。

 

 

「フクロナデシコ」には悪戦苦闘していますが、サクラの他、スイセンやオオイヌノフグリ?も咲き始めています。

 

 

●2024/04/18 水やりと庭地の整備

 

サクラは結局、6輪の花が咲きました。全てが生育の悪い苗木から開花し、順調な苗木の開花はゼロ。

 

3月種まき分で最初に発芽した株は本葉も出始め、1.5cm程度の大きさに生長しています。

 

 

遅れて発芽した株はまだまだ小さい。4月11日の種まき分はまだ発芽せず。

 


●2024/04/25 水やりと庭地の整備

 

晴れ。3月種まき分の一部がみるみる大きくなってきました。

 

 

5月になれば、大きいものをビニールポットに植え替える予定。

 

 

一方、4月種まき分の発芽も始まりました。

 

 

3月下旬頃から、イノシシに掘り起こされている花壇そばの土手は、その被害が徐々に広がってきました。

 

土手下で花壇の横を流れる水路も心配ですが、上にはコンクリート製の農業用水路が通っています。

 

 

これからは雑草との闘いも始まります。本日は草刈りも兼ねて、庭地の耕運を少し行いました。

 

さらに雨が降るたび、土に埋もれていた木片があちこちで浮き出てくるので、その片付けもしなければなりません。

 

 

●2024/04/28 水やり

 

イノシシ被害調査の為、市と集落の人5名が土手と水路を見学。

 

梅雨入りを前に、早急に土手工事に着手願いたいものです。花壇予定地にも重機が入るでしょうが、どうなっていく事やら?

 

発芽しないまま4月を迎えた時は落ち込んでいましたが、その後は比較的順調で、気持ち良く5月が迎えられそうです。