待ちに待った、花壇作り2年目がスタートします。
昨年は3月に種まきしたものの発芽せず、6月からは庭地の耕運を後回しにし、気になっていた周辺の廃材処分に注力しました。
その作業も現場が雪に覆われる12月を前に一段落し、長くて寒い冬へと突入。
そして今年3月、いよいよ再始動の時を迎えました。今年こそ、何としても亡き友人に満開の「フクロナデシコ」を届けたい!
それでは、今年の初作業となった3月の状況をご報告します。
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昨年の作業経過は、ブログに詳細を記載していますが、下の⑦がダイジェスト版のような形になっています。
とにかく、ただひたすら黙々と廃材処分を行った半年間でした。
●2024/03/14 種まき
ようやく春らしい日を迎えましたが、昨年廃材を片づけた庭地は、ご覧の通りの銀世界です。
これから数日は天候も安定するようなので、少し早いけれど種まきをする事にしました。
「フクロナデシコ」は高温には弱いと聞いているので、少しでも早い開花を目指して、種まきも早めにしたのです。
庭地への種の直まきは行わず、育苗箱への種まき⇒ビニールポットに植替え⇒庭地への定植の手順を辿ります。
併行して、定植するまでに庭地の耕運を進めていく予定です。
広い・浅い・底穴が開いているという条件を満たす、育苗箱の代替品を模索していましたが…
目に留まったのが、友人宅に放置されていた、このトレイ。
これを利用しない手はない!ただ、水抜き穴となる底の目が粗く、そこから土がこぼれてしまうのが唯一の難点です。
そこで、トレイの上に網を張って土を入れる事にしました。網は、網戸に使う網の余りを利用。なるべく、お金はかけません!
網の上に培養土を載せ、平らにならします。
フリマで購入した「フクロナデシコ」の種がこちらです。
発芽しないリスクも考え、国内5ヶ所から2000粒を調達しましたが、それにしても細かい!大きさは1mmもありません。
ごつごつしたおっさん達の手で種をまき、ごく薄く履土します。
ジョーロで水やりをすると、勢いが強くて種が流れてしまう可能性もあるので、霧吹きを利用します。
こうして、3面すべての種まきが完了しました。
尚、毎日の水やりは当番制で行います。早く発芽しておくれ!
●2024/03/15 水やりと雪かき
「フクロナデシコ」の種をまいた育苗箱は、日当たりが良くて雨のかからない軒下に並べました。
庭地の雪は20cmも積もっており、融けそうにありません。
発芽から定植までどの程度の日数がかかるのか皆目見当もつきませんが、雪が融けるにはかなりの時間が必要と思われます。
そこで一日でも早く耕運出来るよう、雪かきを行いました。まさか、3月中旬になってこんな事をするとは思ってもみなかった!
でも今日もいい天気で、日中は17℃と少し暑いくらいです。
●2024/03/17 水やりと雪かき
15~16日の雪かきと連日の暖かさで、庭地の雪もかなり融けましたが、今日は曇り空で若干寒い日になりました。
そんな中、作業中に飛び込んできた叔母の訃報!
ずっと世話になっていたので帰省する事にし、作業は午前中で打切りました。後の事はメンバーに依頼。
●2024/03/21 作業せず
18~20日2泊3日(復路の1泊は深夜バス)の強行スケジュールで疲れ果て、20日は現地に行く気力もなし。
叔母の死に続く悲劇はその夜に起きました。爆風と降り続く雪…
明けて21日、現地に行くと「…」声になりません。育苗箱はご覧の通りです。
雪をどかそうとしましたが、雪に土(種も?)がくっつくので、そのまま放置するしかありませんでした。
屋根があるので安心していましたが、昨晩の爆風は凄まじく、雪が横から降った模様。
庭地も完全に冬に戻ってしまいました。折角まいた種はどうなってしまったんだろう?種まきのタイミングが早すぎた!
●2024/03/24 水やり
種まきから今日で10日目。ネットでは5~7日で発芽するとの記事が多いのですが…やはりあの雪が影響したのか?
●2024/03/28 水やりと庭地の整備
依然として発芽せず。久しぶりに二人揃って行った作業は、残っていたツル類の除去と木片拾い。
にしても、土手に巨大な穴が!イノシシの仕業のよう。民家のそばにまで出没するのか!
●2024/03/30 水やりと庭地の整備
さらなる悲劇は続きます。今度は庭地すぐそばにある水路が決壊し、住居近くが湿地帯状態に。
慌てて、水路の応急措置を実施。幸い、庭地への影響はなし。
肝心の発芽は…やはり見られません。植物の生命力に一縷の望みをかけてきましたが、もはやこれまでか?
2年続けて発芽せずでは、シャレにもならない。「ちっちゃなお花畑化プロジェクト」なんておこがましい限りです。
当番である4月1日時点で、発芽が確認出来ないようであれば、種の追加購入に動く事にしました。
本来「フクロナデシコ」は秋まきで、寒さには強い植物ですが、現地の冬の環境は非常に厳しいものがあります。
その上、メンバー全員が近くに住んでいないという事情もあって、敢えて春まきに挑戦しているのです。
何とか4月1日までに発芽を!もう神頼みしかありません。