☆☆☆+
2022年6月30日発行 218ページ 新潮社
○結城真一郎 「#真相をお話しします」読みましたか
この本は、日常のちょっとした違和感から、非常に危ない展開になっていく、5つの物語が入った短編集です。どれも、こわ恐ろしい話ばかりです。といっても、化け物が出るわけではありません。人心の怖さが現されているという感じです。2023年本屋大賞10位の作品でもあります。以下、覚え書きです。122323
「惨者面談」小説新調 2019年2月号
現役の東大生である僕は、進学塾の営業アルバイトをしています。ある家庭に、説明に出かけに行くと、いるはずなのに呼び鈴を押しても人が出てきません、、、
「ヤリモク」 小説新潮 2021年2月号
僕は妻と娘がいながら、出会い系サイトであった女性のアパートまで来ています。でも、うまく行き過ぎ。怪しすぎます、、、
「パンドラ」 小説新潮 2021年9月号
僕は妻と娘がいます。まだ子供がいない15年以上前、ある女性に精子提供しています。そして、その女性の子供から、会いたいと連絡がありました、、、
「三角奸計」 小説新潮 2022年2月号
大学の時の友人らから突然リモート飲み会の誘いがあり、3人でリモート飲み会です。近況報告、そして友人から、 妻 の浮気の疑いを相談を受けました、、、
「#拡散希望」小説新潮 2020年2月号
僕は小学6年生。三年前に長崎県の小さな島に両親と共に移住してきました。両親は僕にスマホの利用を頑なに禁じます。僕は違和感を感じます。。。
本作は、2023年本屋大賞です。92923
書評:本屋大賞 はこちらです・・・
書評:現代小説? はこちらです・・・
作家別のインデックスはこちらです。☆つけて、一覧にしています。
インデックス:伊坂幸太郎
インデックス:恩田陸
インデックス:東野圭吾
インデックス:村上春樹
インデックス:宮部みゆき