東野 圭吾 「マスカレード・ゲーム 」☆☆☆＋
2022年4月25日 第1刷 発行 書き下ろし 369ページ 集英社
○東野圭吾「マスカレード・ゲーム」読みましたか
刑事の新田は、ある殺人事件を追っていました。殺された者は、学生をカッとなって殴り意識不明の重体に陥れ、その学生は犯行の一年後になくなっていました。
別のところで２件の殺人事件が起きました。それぞれ殺された者たちは、ある意味重大な犯罪履歴がありました。
これら3つの事件は、使われた刃物の研ぎ方に癖があり、3つの事件は関連しているのではないかと見立てられました。
一方、今回の殺された者たちが過去に犯罪を起こしたときの遺族たちが、同一のホテルの同一日に泊まることになりました。そのホテルは、かつて新田が潜入捜査したホテルでした。。。
ということで、東野圭吾「マスカレード・ゲーム」読みました。
「マスカレード・ホテル」、「マスカレード・イブ」、「マスカレード・ナイト」に続く、シリーズとなります。
相変わらずの、困難な状況の中で、登場人物たちは最善を目指して動きます。うまくいったりいかなかったり、先が読めそうで読めない展開、上質のエンターテイメントといえるでしょう。面白かったです。
前シリーズを知らなくても楽しめる作品になっています。40723
追記
映画は見ていませんが、キムタクと長澤まさみの顔が読んでいてちらついてしまいました。。。
テーマ：（ひ）東野圭吾 はこちらです
作家別のインデックスはこちらです。☆つけて、一覧にしています。
20冊以上レビューした本を中心に整理してあります。
インデックス：伊坂幸太郎
インデックス：恩田陸
インデックス：貴志祐介
インデックス：司馬遼太郎
インデックス：東野圭吾
インデックス：村上春樹
インデックス：宮部みゆき
