松尾諭「拾われた男」読みましたか | 親愛なる人に-読書の薦め

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拾われた男 (文春文庫) [ 松尾 諭 ]

 

 

松尾 諭 「拾われた男」 (文春文庫)

☆☆☆+(3.5)
2020年6月30日第1刷発行 文藝春秋社 285ページ 文春オンラインで2017年4月30日から連載されたテキストを加筆

 

○松尾諭「拾われた男」読みましたか
俳優である著者が自分の人生をエッセイ風に綴った物語です。初めのうちはなんて調子のいい人なんだろうと、思いましたが、世界ウルルン滞在記のエピソードや他より大幅に多い頁を割いて語られた彼のお兄さんの話、など感銘を受けました。まあ、よく泣きます。

 

この本は彼の家族の話なんだなと思いました。自分の気持ちを正直に素直に文章に綴れるところに、著者の文才を感じました。

前半はうーん、後半はじーん、という感じの話でした。先日 NHKのドラマとして放送されていましたが、見落としてしまったのが残念です。22323

 

拾われた男 (文春文庫)

 

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