宮部みゆき「きたきた捕物帖」読みました | 親愛なる人に-読書の薦め

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きたきた捕物帖

宮部みゆき「きたきた捕物帖」

☆☆☆+

2020年6月 363p  PHP研究所 初出 文庫文蔵2018年6月号~2020年4月号の連載に加筆修正

○宮部みゆき「きたきた捕物帖」読みました
この本は、深川本町の岡っ引き文庫屋の千吉親分が、急死した後の、一番下の子分だった北一の物語です。

 

語りが北一なので、その江戸弁というか、初めは少し違和感がありましたが、話が進むにつれ、それが江戸の下町の雰囲気を現しているようで、どんどん引き込まれていきました。この語り口、なかなか良かったです。

 

主人公の北一も16、17歳とまだまだ若く成長が気になるところですし、魅力的な登場人物も多数出てきています。是非シリーズ化を期待したいとことと思ったら、著者も長く書き続けたいと言ってます↓↓。以下覚え書きです。42421

きたきた捕物帖

第一話 ふぐと福笑い
正しく揃えないと呪われる福笑いの話です。

第二話 双六神隠し
拾ったすごろくで遊んでいた子供が行方不明になり、2日後に、ひょっこり現れました・・・

第三話 だんまり用心棒
差配人の富勘さんが、人さらいに会い、身代金を要求されました。。。


第四話 冥土の花嫁第
ある商人の息子が再婚することになったのですが、そこに死に別れた妻の生まれ変わりという女が現れました。。。   

 

 

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