☆☆☆+
1997年9月 407p 講談社文庫 1933年6月新人物往来社より刊行
○宮部みゆき「震える岩 霊験お初捕物控」読みました
お初は、不思議な力を持っていますそれは 亡くなった人の強い気配が見えたり感じたりする力です。
その不思議な力は、不思議な話を集めることが好きな根岸奉行の知るところとなり、時には兄の六蔵、 岡っ引きをやってるんですが、の仕事を手伝うようになりました。
あるとき、死人が生き返るという、死人憑きの噂が立ちました。その確認を、奉行から頼まれたのですが、そんな矢先、油問屋の店先を歩いてる時に、お初は、油の大樽に子供が沈んでいることを感じたのでした。。。
ということで、宮部みゆき「震える岩 霊験お初捕物控」読みました 。著者の初期の時代物です。
今まで未読だったのですが、やはり、著者の作品は、初期から面白いです。主人公がちょっとした不思議な力を持っているという設定も、ただの時代物とは異なります。
また、本書の中で、忠臣蔵の話も出てきます。その解釈も新鮮で、本書の魅力の一つとなっています。62020
テーマ:(み)宮部みゆき はこちらです・・・
テーマ:ミステリー はこちらです・・・
作家別のインデックスはこちらです。☆つけて、一覧にしています。読書の参考にどうぞ
インデックス:伊坂幸太郎
インデックス:恩田陸
インデックス:貴志祐介
インデックス:司馬遼太郎
インデックス:東野圭吾
インデックス:村上春樹
インデックス:宮部みゆき