ドラマ「半沢直樹」原作 銀翼のイカロス: 2020年4月スタートドラマ『半沢直樹』原作
☆☆☆+
2014年7月 373p ダイヤモンド社 「週刊ダイヤモンド」2013年5月18号~2014年4月5日号に加筆修正
半沢直樹一作目「オレたちバブル入行組」 の感想はこちら
二作目 「オレたち花のバブル組」 の感想はこちら
三作目「ロスジェネの逆襲」の感想はこちら
○池井戸潤「銀翼のイカロス」読みました
東京中央銀行に再び戻ってきた半沢直樹営業第二本部次長は、帝国航空の経営再建を命じられました。その案を提出したとき、突然、横やりが入りました。
それは、白井国土交通大臣の私的諮問機関、帝国航空再生タスクフォースです。タスクフォースのリーダーの乃原は、東京中央銀行に、帝国航空の500億円もの債権放棄を提示してきました。さらに、いろいろな手段を使って、圧力をかけてきます。
そんなおり、金融庁の黒崎が帝国航空の財務内容についての調査に、中央銀行を検査に入ることになりました。二重のピンチ、どうする、半沢直樹。。。
ということで、いわずとしれた半沢直樹シリーズ第4弾、池井戸潤「銀翼のイカロス」読みました。TVも今日、7月19日からやっと始まります。待たされました。TVは、第3弾「ロスジェネの逆襲」から始まると思われます。
今回の話は、銀行のみならず、政治の話まで入ってきて,盛りだくさんの内容でした。
現実の政治を揶揄するような、内容も盛り込まれおり、読み応えがありました。
シリーズ化されて、登場人物もドラマの配役が浮かぶような感じで、シリーズを重ねるごとに、安心して読める内容になってきたなあと思いました。ドラマ続編の内容先取りで、読むのも一興です。7195
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