水木しげる<増補新版>: 妖怪! 戦争! ゲゲゲの哲学 (KAWADE夢ムック 文藝別冊)
☆☆☆
2016年5月 株式会社河出書房新社 205p 文藝別冊 KAWADE夢ムック
○文藝別冊「水木しげる 妖怪･戦争・そして、人間」読みました。
この本は、2015年11月30日に、水木しげる氏が亡くなられて、翌年に出された、ムック本です。亡くなられて、もう３年以上立つのですね。。。
この本には、様々な方の追悼コメントや本人のエッセイ、対談等が、掲載されています。一言では語り尽くせない、氏の多様な面が、ほんのちょっぴり垣間見られる一冊になっています。
特に、冒頭のつげ義春氏の追悼文「長い人生を、納得せず、常に悩みを持ち続けておられたのだと思う」とのこ一文が、心に響きました。
また、巻末の30ページ以上に及ぶ年譜は読み応えあります。本人の長きにわたっての精力的な活動や出来事に、ただただ驚嘆するばかりです。21120
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