希望の糸 ☆☆☆+
2019年7月 講談社 349p 書き下ろし
○東野圭吾「希望の糸」読みました
汐見行伸の小学6年と4年の子供たちは、妻の実家の長岡に、子供たちだけで出かけたとき、地震に遭い、二人を亡くします。汐見夫妻は、また子供を作ろう、という話をします。
金沢の老舗旅館の女将、芳原亜矢子は、生前に父の遺言に目を通します。そのとき、全然知らない人の名前が書いてありました「松宮修平」とは誰?
同じ頃、喫茶店を営む、花塚弥生が殺害されます。刑事である松宮は、捜査に入るのですが、本人の周りに、トラブルなど一切ありませんでした。暗礁に乗り上げる捜査。。。
ということで、東野圭吾「希望の糸」読みました。複数の謎が同時進行で進み、そして交わる物語です。なんと、この物語「新参者」等でもおなじみの、刑事 加賀恭一郎も出てきます。「祈りの幕が下りるとき」以来だとすると、約6年ぶりの新作となります。
読みやすく、動機なども、こういうこともあるだろうなぁと、納得できるようなお話です。さすが、ベストセラー作家です。91019
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