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2002年3月 講談社文庫 431p 1999年2月 講談社ノベルズ刊
初出 小説現代増刊号「メフィスト」1997年9月号、12月号、1998年5月号、10月号
○東野圭吾「私が彼を殺した」読みました
結婚式場で小説家の穂高誠が殺されます。殺された穂高のフィアンセ神林美和子は、詩人として名が知られています。
美和子の兄 神林貴弘、殺された穂高のマネージャー駿河直之、美和子とつきあいがある編集者 雪笹香織、この三人が、章ごとに語ります。
果たして犯人は誰なのか?
ということで、 東野圭吾「私が彼を殺した」読みました。著者の作品でなじみの深い、加賀刑事が出てきます。しかし、この本、謎解きを楽しむ趣向になっているようで、最後まで読んでも、犯人が提示されませんでした。たぶんヒントは提示されているので、自分で考えてくださいという、形式なんでしょうね。発表当時、こういう趣旨が流行っていたのか、こういうジャンルもあるということなんでしょう。
袋とじ解説があるのですが、それを読んでも、犯人はわかりませんでした。謎解きに自信ある人はお薦めです。自分は、あとでネット検索でもしてみたいと思います。。。33019
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