池井戸潤「オレたちバブル入行組」読みました | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

オレたちバブル入行組 (文春文庫)
☆☆☆
2004年12月 文藝春秋 317p 別冊文藝春秋248号~253号


○池井戸潤「オレたちバブル入行組」読みました。


半沢直樹は、東京中央銀行関西支店の融資課長です。支店長の浅野は、西日本スチールへの5億円融資のチェックに対して、半沢に急がせます。しかし、浅野は、半沢が会議で席を外している間に、その融資の件を進めてしまいます。


そして、西日本スチールは倒産。融資の責任を、支店長の浅野は、半沢に押しつけようとします。半沢は、本部からの調査に対しても、しっかり意見を言い、さらに不利な状況に陥ってしまいます。焦げ付いた5億円を、半沢は回収し、汚名挽回なるのか。。。



ということで、池井戸潤「オレたちバブル入行組」読みました。


この本、TBS系で放送された「半沢直樹」の原作です。ある意味、TVドラマは、原作の人物描写をかなりデフォルメして、強調すべきは強調し、抑えるべきところは抑えて作品を作ってあったなと、こちらの原作を読むと分かります。


原作は、そんなに明るい話でもないですが、TVドラマを頭に浮かべて比較して読むと、面白いかも。銀行のディープな世界が垣間見られる作品です。5014


この本が原作のドラマ「半沢直樹」↓


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