PK
☆☆☆
2012年3月 講談社 219p
○伊坂幸太郎「PK」読みました。
この本は、3つの話が緩く繋がっている、伊坂幸太郎お得意の流れの連作中編です。サッカーの話です。そういえば、野球の話だった「あるキング 」で、一時路線が変わったかな、と思ったときもありましたが、この本はある意味、伊坂節が味わえる本だといえます。以下は、覚え書きです。0142
「PK」 群衆2011年5月号
サッカー、日本対イラクの試合。小津はロスタイムでPKを得て、それを決めて、日本はワールドカップ出場を決めました。その前に駆け寄ったミッドフィルダーの宇野は、PKの直前、小津に話しかけました。そのとたん、小津の表情は和らぎました。
十年前のそのとき、どんなやりとりがあったのか、大臣は秘書官に調査を命じました。。。
「超人」 群衆2011年7月号
夫婦げんかをした私は、小説家の三島のところへ行って時間をつぶしていました。そこに、警備会社の営業マン本田がやってきます。彼のところに送られてくるメールには、サッカーの試合の結果が送られてくるのですが、そこにはあるときから人の名前と数字が書き込まれていました。
しかし、私と三島がメールを覗き込んでも、普通のサッカーの試合の結果しか書かれていません。。。
「密使」 書き下ろし日本SFコレクション「NOVA5」
僕は人と握手をすると、6秒だけ世界が止まり、時間を独り占めすることができました。この能力の有効な使い方は、ほとんどありません、僕はその時間をゆったり過ごすだけでした。
そんなある日、僕の能力を利用したいと、ある男から申し出が。。。
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