アジェット・コレクションズ・ジャパン 1190円 2008年9月10日号
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79号記事
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80号の内容は、
カエルとヒト：790-791p、肋骨のない骨格：792-793p、変態：794-795p、カエルのなかま：796-797p、アーサーのクイズコーナー：798-799p
カエルとヒト：790-791p
体長は1-35cmとさまざま。ペレジガエルは体長4-7cm。寿命は、飼育では1-10歳、ヒキガエルで30歳生きたという記録もあります。昆虫、軟体動物を食べます。繁殖が可能になるまで4年かかる種もいます。生育が危ぶまれる種が多く、日本でもダルマガエルが県によっては絶滅危惧種になっています。肺を発達させて地上で生活できるようになる両生類が現れたのは3億9千万年前の古生代デボン紀です。カエルの幼生は魚としての特徴であるエラを持ちます。
肋骨のない骨格：792-793p
カエルの骨格は跳びはねるのに適した作りになっています。頭蓋骨は広くて平らで眼窩（眼窩。目のくぼみ）が大きい分、脳室は狭くなっています。カエルには肋骨はありません。細長い尾骨がジャンプするための強度を保つ重要な役目を果たしています。カエルの肺は小さくて効率が悪いので、呼吸のほとんどを皮膚を通じて行う皮膚呼吸に頼っています。そのため、皮膚が乾かないようにいつもしめった状態にしています。カエルの目は頭のてっぺんに飛び出しており水面から目だけを出すことができます。
変態：794-795p
卵からかえると、オタマジャクシは水中で暮らします。はじめ、水の中の酸素を得るため外鰓（がいさい）ができます。幼生の成長につれて外鰓は引っ込み最後はなくなります。次に内鰓によって呼吸します。そして後ろ足が発達し、次に前足が出てきます。やがては胃が発達し地上で呼吸できるようになります。やがて肉食となり最後の段階で尾がなくなり地上での生活が始まります。カエルが水辺を離れられないのは、殻の付いた卵を産むことができないためと言われています。カエルは動いているものに反応し、獲物を見つけると1秒の何分の一という早業で、2つに分かれた舌を獲物に向かって延ばします。オスは口の合わせ目やのどにある袋をくうきでふくらませて中の空気をはき出しカエル独特の大きな鳴き声を出します。
カエルのなかま：796-797p
無眉目（カエル目）には、約5千種いて、さまざまな環境で暮らしています。乾燥した季節に砂の中で生きる種や冬に体が凍りついても冬眠が終わると溶け出して動き回るものもいます。ヒキガエル科のヨーロッパヒキガエルは、世界中に最も広く生息している種の亜種です。背中のたくさんのイボ、目の後ろにある身を守るための毒を出す2つの毒腺を持つのが特徴です。ピパ（コモリガエル）はほとんど水からでないピパ科に属します。アマゾン川やオリノコ川に住むこの種は、卵がメスの背中の袋で育ち、小さいカエルになるまで育てます。イベリアサンバガエルはポルトガル南部、東部、スペイン西部、中央部に住むスズガエルの仲間です。このカエルはオスが卵が孵化するまで背中にのせています。ユビナガガエル科のアマゾンツノガエルは口が大きく、いっぱいに開いて大きな獲物を飲み込みます。ヤドクガエル科のイチゴヤドクガエルは、鮮やかな体の色（警戒色）が特徴で、このカエルを食べるのと大型の捕食者も数分で死なせてしまうほどの毒を出す毒腺を持っています。このカエルの毒は現地の人々の間で、狩りをするための矢に塗る毒として使われていました。アマガエル科のアカメアマガエルは中央アメリカの熱帯林やメキシコ南部の川の近くに生息し、木々の枝に住みついています。夜行性で目は夜でもよく見えます。
アーサーのクイズコーナー：798-799p
１カエルのような両生類が姿を変えながら成長することをなんて言うのか?
２カエルにない骨は？
その他、間違い探し、漢字クイズがありました。。。
ということで、80号がすべて終わりました。いつもとおりの内容で、終わりました。最終号には、目次でも付いてくるかと思いましたが、それもありませんでした。ということで、目次用のインデックスを、改めて作りたいと思います。明日がアーサー君組み立て最後の予定です。
さて、アーサー君に続くのは、あれです。。。
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