アジェット・コレクションズ・ジャパン 1190円 2008年7月30日号
アーサーが教える体のふしぎの記事index はこちらです。
73号の記事
についてはこちらです。
73号の付録
についてはこちらです。
74号の内容は、
サイとヒト:732-733p、巨体:734-735p、単独での生活:736-737p、サイのなかま:738-739p、アーサーのクイズコーナー:740-741p
サイとヒト:732-733p
クロサイはウマやバクと同じ奇蹄目に属します。体長2.9-3m、尾が約60cm、体高1.6m、体重1-1.3t。ケニア、タンザニア、ザンビア、南アフリカなどの保護区に約3500頭います。寿命は40-50歳。妊娠期間は約15ヶ月、一回に1頭産まれます。メスは5歳、オスは7歳で大人になります。
巨体:734-735p
クロサイの指は3本です。視力は弱いのですが聴覚と嗅覚は優れています。2本の角は鼻骨の表面に固定されています。時速55kmで走ることができます。サイの角は、ケラチン(爪や毛と同じ)でできた毛がぎっしり固まったもので骨の支えはありません。
単独での生活:736-737p
クロサイはおとなしい動物で普段は単独で暮らしています。メスのクロサイは2-4年ごとに一頭の赤ちゃんを産みます。子供は生後約2年間は母親と暮らします。アマサギという小さな鳥はサイの近くにいて、サイが草木を踏み倒しながら進むとき驚いて飛び出るムシを食べています。ムクドリ科のウシツツキはサイの背中に乗せてもらう変わりにサイの皮膚の寄生虫や死んだ皮膚を食べて傷をきれいにします。
サイのなかま:738-739p
現存するサイの仲間は5種だけです。シロサイは体長約4m、体重は2t以上になります。背中に厚いこぶがあり、口が大きく四角いことからクロサイと区別できます。幅広い口で草を食べることからアフリカーンス語で幅が広いという意味をwyd(ワイト)が間違えられてwhite(ホワイト)となり、シロサイとなりました。インドサイはネパールやインド等の保護区に住んでいます。体長が3.8m、体重は2t以上となります。長さ20-60cmの角が一本しかありません。現在の生息数はわずか2千頭です。ジャワサイはジャワ島とベトナムの保護区に数十頭いるだけです。角は一本で、体長は1.2m、体重は1.4tです。スマトラサイはスマトラやボルネオ、マレーシアにわずか50-100頭しかいません。体高が1-1.4m、体重は800kg、体にあらい毛がたくさん生えています。サイ科の絶滅種ケサイは160-1万年前に生息していました。体長3.5-4m、ツンドラ地帯に生息したくさんの毛で覆われていました。絶滅種のエラスモテリウムの角の長さは2mありました。また絶滅種のインドリコテリウムは体長約7.5m、体重推定15-20tで地球上に現れた陸生ほ乳類の中で最大と考えられています。
アーサーのクイズコーナー:740-741p
1サイの角はどんなものからできている?
2大昔にいたケサイの仲間エラスモテリウムの角の長さはどのくらい?
その他、サイコロパズル、間違い探しがありました
テーマ:アーサーが教えるからだのふしぎ はこちらです
アーサーがおしえるからだのふしぎ記事のindex はこちらです。
1-40号までのインデックス はこちら
41号~のインデックス
はこちら