国立新美術館 フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展 行ってきました。
文化芸術の秋です。ということで、シャガール展 に続いて今月2度目の美術館特集です。
前回、国立新美術館行ったときは 、都営地下鉄大江戸線六本木駅から行きました。だから、降りたらすぐに新美術館という感じでした。
今回は東京メトロ日比谷線六本木駅で降りました。ほんのちょっと歩きます。東京ミッドタウンの横を通って、着きました。こちらの方が正面玄関という感じなのですね。
繭のような国立新美術館
すぐ横に立派な建物が・・・これは政策研究大学院大学でした。この前来たときには気付きませんでした。
さて、今回の催しはアムステルダム国立美術館所蔵のモノが中心です。
ヨハネス・フェルメール(1632-1675年)ですが、色遣いや構図が印象的な作家でオランダ黄金時代を代表する作家です。寡作で現存30数点しかありません。そのうち今回、「牛乳を注ぐ女」をみることができます。この名画が日本で見られるのは最初で最後と言われています(日経トレンディ11月号によると)。
実際に見ると、45.5cm×41cmしかない小さい絵ですが、ダヴィンチに通じるような印象がありました。他の作品と比較するとやはりこの絵だけが飛び抜けています。崇高な感じがしました。
日本で見られるのが最初で最後のこの絵、見ても損はないでしょう(最初で最後という言葉につられてわたしも行きました・・・)。
今回一緒に来ている他作家の風俗画は、歴史的に当時の生活がかいま見られて面白くはありました(でも絵的には少し稚拙な気が・・・)。