2024年5月26日(日)・27日(月)は一泊二日で尾瀬ヶ原を巡ってきました。
目的は今が最盛期の水芭蕉を見るためです。
去年は6月中旬に「アヤメ平」に行きましたが、水芭蕉の時期を少し逃していたので、今回は開花状況を見て尾瀬ヶ原に向かいました。
GPSログです。
尾瀬の玄関である鳩待峠から山の鼻を経由して、東電小屋に一泊。
二日目は見晴、竜宮、山の鼻を経由して鳩待峠に戻るルートです。
歩行距離:20.7km
累積標高差:±400m
コースタイム
一日目:鳩待峠(8:35)→山の鼻(9:35)→東電小屋(12:10)
二日目:東電小屋(6:20)→見晴(6:55)→竜宮(7:15)→山の鼻(8:15)→鳩待峠(9:15)
片品村の戸倉の駐車場に車を止めて、シャトルバスに乗ること30分、鳩待峠からスタートです。
まずは山の鼻に向かって標高差200mをゆるゆると下ってきます。
一通り下りきって、湿原に入るとさっそく水芭蕉の群生が。
今回は水芭蕉の開花とぴったり合わせて来ることが出来ました。
真っ白い苞(ほう)に優雅さと気品があります。
あちこちに群生していて足が前に進みません^^; が尾瀬ヶ原の本気はこんなものではありませんでした。
鳩待峠から写真を取りながらのんびり1時間歩いて山の鼻に到着。研究見本園に向かいます。
流れる小川には一面の水芭蕉。
木道の周りの白い点はすべて水芭蕉です。
水芭蕉とリュウキンカの共演。
水芭蕉が咲き誇る大湿原と背後に雲のかかる至仏山。ここが楽園ですか?
湿原の向こうに燧ヶ岳。こちらは山頂までよく見えます。
素晴らしい景色なので時間を忘れてこの風景を堪能しました。
山の鼻で1時間ほど水芭蕉を楽しんで先に進みます。燧ヶ岳を正面に見ながらの尾瀬ヶ原歩きです。
どこまでも続く木道とその先に燧ヶ岳。いつ来ても絵になります。
途中で木道を左に分かれて東電小屋に向かいます。ここから先はまだ歩いたことのないルートです。
天気予報では曇りの予報でしたが、嬉しいことに晴れ間も見えてきました。
水芭蕉だけでなく木道脇にはショウジョウバカマや。
タテヤマリンドウも咲いていました。
尾瀬で唯一の吊り橋「ヨッピ橋」を渡ります。
小さな水の流れに沿うように水芭蕉が咲いていました。
小川に佇む水芭蕉を動画で撮影しました。
鳩待峠から3時間30分。今日の宿泊地「東電小屋」が見えてきました。湿原の中の小高い丘の上にあります。
その名前の通り昭和初期の電源開発の時に立てられた山小屋です。
山小屋は登山道を挟んで本館と別館に分かれています。案内されたのは別館の方でした。
部屋の様子がこちら。二段ベッドに一人一組の布団、十分すぎる快適な環境です(*^^*)
受付と荷物の整理を済ませたらやはりコレですよね!
小屋の眼の前に見える景色がこの絶景なので、景色をつまみにビールが進みます。
ついつい2本目に突入(笑
夕食までの時間をまったり過ごしました。山小屋で何をするわけでもなくのんびり過ごすのが最高の時間ですね。
そして、夕食はハンバーグをメインに春巻きはサラダなど。どのおかずもご飯に合いました。
さらにうどんが入った鍋もありました。
夕食後はすぐ就寝。
今回尾瀬に来たのは水芭蕉が目的ですが、もう一つ星空の写真を撮りたいと思っていました。
午前2時ぐらいに目が覚めて外に出てみると残念ながら曇り空。星空の写真はまた今度となりました。まあ一度に全部というのは贅沢ですよね。
その後は朝食時間直前までぐっすり就寝。
写真の枚数が多くなったので、二日目は次のブログに続きます。