良好な
パートナーシップを
育むためには、
自分たちの
良いところを見出し、
それを
分かち合うのが
効果的です。
そうすることで、
パートナーシップに必要な
“共同体感覚”が
養われるからです。
共同体感覚には、
様々な定義がありますが、
アドラー心理学の研究者である、
ハロルド・モサックと
マイケル・マニアッチは、
次のように説明しています。
「私たちがお互いに、そして、
世界と共に持っている共感的で情緒的な絆」
共同体感覚は、
「人間への基本的信頼感」、
「貢献感」、「共感性」、「所属感」の
四つの要素で構成されており、
これらを感じられる時に、
幸せも感じられます。
UnsplashのSarah Noltner
パートナーと共に
自分たちの良いところを見つけて、
それを分かち合うと、
お互いに対する信頼が
増していきます。
自分たちの
良いところには、
それぞれの貢献が
反映されているものです。
自分たちの
良いところを
共に見出す過程で
自然に共感が
生じていきます。
自分たちの
良いところを
見つけられる度に、
所属感が
強まっていきます。
このようにして、
パートナーとの間で
共同体感覚が
養われていきます。
UnsplashのHannah Busing
良好な
パートナーシップを育む
秘訣があります。
それは、
自分たちの
良いところを見出し、
分かち合うことです。
〈参考文献〉
Mosak, H. H., & Maniacci, M. P. (1999). Aprimer of Adlerian psychology : The analytic behavioral-cognitive psychology of Alfred Adler.London :Brunner Mazel. (モサック, H. H.,・マニアッチ, M. P. 坂本玲子(監訳) キャラカー京子(訳) (2006). 現代に生きるアドラー心理学―分析的認知行動心理学を学ぶ― 一光社)
浅井健史(2015).アドレリアン・コンサルテーションの理論と実践.コミュニティ心理学研究,19巻1号p.94-111.
高坂康雅(2011).共同体感覚尺度の作成.教育心理学研究,59巻1号p.88-99.
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